内容説明
北辰一刀流玄武館の平手造酒、師の千葉周作の命により廻国修行に出かけたが…。仕官を目前にしての破門、友の死、そして妻の死が造酒の運命を変える。天保の剣豪、平手造酒の一代記。天保の剣豪、平手造酒にたくして描く剣の真髄。
著者等紹介
津本陽［ツモトヨウ］
１９２９年和歌山県生まれ。１９７８年、『深重の海』で第七九回直木賞、９３年、和歌山県文化賞、９４年、『夢のまた夢』で第二九回吉川英治文学賞を受賞。９７年、紫綬褒章受章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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藤枝梅安
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天保の剣豪・平手造酒の生涯を描く長編。 千葉周作の道場・北辰一刀流玄武館の平手造酒は師の命により諸国を巡る修行に出かける。 修行を終えれば道場の師範代や諸藩の指南役としての道が待っているはずだった。 しかし、修行先で同輩が客死、その責めを受け破門される。2009/08/08
