ファミリーレストラン

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087746907
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

新しい父親、12年越しの恋人、血の繋がらない兄への想い、母の死…思春期から大人へ、さまざまな出逢いと別れに揺れ、心の波打つ日々を丁寧に綴った公子の20年。

著者等紹介

前川麻子[マエカワアサコ]
1967年東京生まれ。幼少時より舞台に立ち、現在も小劇場を中心に脚本家・女優として活動中。第6回小説新潮長篇新人賞受賞の、『鞄屋の娘』(新潮社)で作家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきじ

2
何か読んだ事あるなぁって思ったら再読でしたwいつ読んだんやろ。。。 家族の形はそれぞれ違ってもいいんやってお話です。それぞれのセリフにドキッとさせられたり、思わぬところで共感したり出来ました。私だけがこんな事思って悩んだりしてるんかなって不安に思ってた事が書かれてて気持ちが少し楽になった一冊です。2011/07/26

ねこ

2
新しいお父さんや血の繋がらない兄。他人同士でありながら家族という繋がりをもつ桃井、和美、一郎、公子を中心に物語は展開していく。母娘の視点で交互に書かれている連作短編集。出てくる人に悪人がいない。2011/01/20

oyasan

2
なんとも赤裸々というか。家族のつながりって考えさせられます。母と娘。新しい父。そしてさらに兄(父の妹の子)。次々と新しい家族が増え、別れも・・・。家族はなんのため? 愛とセックスって。あまりに露骨で、あまりにストレート。だから、とってもドキッってさせられました。いつ、自分のこと見られたんだろうって。2010/07/23

みほ

1
家族、の本質について迫った物語。血の繋がらない父と兄をもつ公子が、だんだん関係性を変えつつも向き合っていく様子や、結婚や家庭に意味を見いだせない母・和美の問いかけが細やかに表現されていた。家族とは、所詮、他人。確かにそうだと思った。誰かに望まれるから、家族をやっているだなんて、思ったことないけど確かにそうだ。素敵な物語だった。家族とか愛とかって何なのだろう2015/12/08

ai

1
家族、愛、いろんな形がある。一般的ではなくても、他の人からは複雑に見えても、自分にとってはコレが普通で当たり前だし、受け入れていくしかない。素直に受け入れた中で、幸せを見つけたり感じたりするしかない。「そういう時もある。」で和美が一郎と小瀬木を誘って飲みに行く話は素敵だった。あんなふうに素直に話聞いて理解してくれる男子いたら最高。2013/07/11

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