出版社内容情報
ニュートン力学や相対性論に比肩する理論とさえ言われるカタストロフの理論とは何か、に答える。
目次
第1章 カタストロフの構造
第2章 質的現象の解析学
第3章 カタストロフと社会
第4章 数量的な世界観を超えて
第5章 形態形成の力学理論
第6章 カタストロフ理論
第7章 カタストロフ理論の認識論的規範
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
54
遠い昔…学生時代も終わり頃か、1人アパートで悶々としていた頃だったか、突如カタストロフィ理論が流行したことがあった(その後、カオスやフラクタクル理論も)。買いはしなかったはずだが、本書なんぞを図書館から借り出して読み齧った。中沢新一の「森のバロック」を読んでたら、南方熊楠の文体を評してカタストロフィックだって。ふと遠い記憶の欠片が…
gachin
1
数学的な内容は全然わからなかった。特にルネトム自身からは、本理論を普及させようというという意思が無いような衒学的な印象を受けた。/ カスプカタストロフ曲面上を”手前”方向に移動すると、曲面の”折り目”に差し掛かった時点で、断面曲線の形が単調増加/減少から「乙」字型に変わる。故に、単調増加/減少で”左右”に移動した後に”手前”に移動すると、”左右”に移動しようとするだけでは元の状態には戻れない。進化における”ラチェット”(並びにそれに起因するバウプランの階層性)はこのように生じてるのかもしれないと思った。2020/07/09