内容説明
アヘン売買によって旧日本軍の財政を支えた男。義のために悪になる、男にはそんな生き方もある。
目次
序章 国破れて山河あり
第1章 尋問初日・蛮勇時代
第2章 尋問二日目・凡俗に堕ちて
第3章 尋問三日目・凡俗を超え
第4章 尋問四日目・名利を追って
第5章 尋問五日目・名利を絶つ
第6章 尋問六日目・流れに従って
第7章 尋問7日目・波を掲げ
第8章 尋問最終日・其の逝く処を知らず
著者等紹介
西木正明[ニシキマサアキ]
1940年秋田県生れ。雑誌記者を経て、’80年『オホーツク諜報船』で日本ノンフィクション賞新人賞、’88年『凍れる瞳』『端島の女』で直木賞、’95年『夢幻の山旅』で新田次郎文学賞受賞。’00年『夢顔さんによろしく』で第13回柴田錬三郎賞を受賞した
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