内容説明
名門女子高校内で発見された変死体。15年後の今日、真実は明かされるのか。80年代を背景に描く渾身の学園ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
49
★★★もう一度読めば、もう少し評価は上がるのだろうが、登場人物の呼び方が苗字だったり名前だったり、あだ名だったりで、誰が誰かをリンクさせるのに必死で、内容にのめり込めず。よくある推理小説のように、裏表紙に登場人物と簡単な説明書きがあればもう少し楽しめたのだろうが。2014/11/20
糸巻
28
15年前に通っていた名門女子高での日々。文芸部に所属していた6人の仲間がひとりの結婚披露宴に集まり、当時起きた未解決のままの殺人事件に思いを馳せる。犯人は金屏風の前にいる人間では…。現在(1995年)と15年前(1980年)をいったりきたりしながら、誰が犯人か明らかになってゆくよう展開する構成。1980年代の女子高生のライフスタイルだったり、どんなことに悩み日々を過ごしていたかについても興味深く描かれていた。本好きな彼女達の会話のやり取りも面白い。思いもよらない真相に最初から読み返してみたくなる。2018/10/23
はんみみ
20
女子高にだけは行くまい、と心に決めた本。いや、初めて読んだ時には既に高校進学なんて関係ない年だったけれど、私立、女子高というそれまで全く興味なくいた世界に心底慄いた覚えがある。若竹七海の得意なイヤな部分でも目を逸らせない部分が特にそう思わせたのかも知れないけど。なんだかスッキリしないのは、探偵が実は何も語っていないからなんだろうか、それとも相変わらず本当の本当がわからないからなんだろうか。2017/09/22
おれんじぺこ♪(17年生)
18
女子校ってこんな感じなのかぁ…と、そっちの印象が強く残るお話(笑) 学園ものミステリーとなってたけど話がゴチャゴチャしすぎた感あり。日本の警察はもっと優秀でしょー。女子高生に解る犯人が捕まえられないなんて…。………夏見は「サンタクロース~」にでてたあの夏見かな?2013/08/21
星落秋風五丈原
14
80年代、16才の冬。新国女子学院のシャワールームで変死体が発見された。死因は絞殺。6人の文芸委員は独自の推理を進めるが、凶器は見当たらず、事件は未解決のまま15年が経ち、6人は結婚式で再会する。そこには真犯人が?夏見、マナミ、洋子といったアウターと呼ばれる高等部編入組の人々。一つの事件を追いかける長篇小説でありながら、6つの章で小さくて身近なけれど高校生には十分に大きな日常の事件が綴られる。2001/04/21




