内容説明
士は己を知る者のために死し、女は己を説ぶ者のために容づくる。食客、隠士、刺客そして美女…。司馬遷の「史記」の中から激動を生きた男たちの肖像を刻む東洋古典の世界を描く長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OKKO （o▽n）v 終活中
13
いや……難しかった……私の中国史レベルでは文字を追っていくのがやっと ◆一応狂言回しの人物＝人を見る目に長けた男が存在するがあんまり関係ない感じで、様々なエピソードの挿入の積み重ねによって歴史が紡がれていくのはいつもの伴野小説のパターン。そのエピソードのほとんどが頭に入らない（笑） ◆いつかリターンマッチだ！2021/03/10
