出版社内容情報
日本の技術者運動の包括的な検討を通じ、技術者や専門経営者のテクノクラートはどのように資本=所有に対抗したのかを明らかにする。
目次
第1部 技術者団体の形成(技術・技能構造と技術者養成;技術者と科学者の団体形成;社会的技術者の技術者団体;企業的技術者の技術者団体)
第2部 産業体制の形成(産業体制と技術者団体・事業主団体;産業行政と技術者団体・事業主団体(1)―規制的事業法を中心に
産業行政と技術者団体・事業主団体(2)―奨励的事業法を中心に)
第3部 所有批判とテクノクラシー(技術者の所有批判;経営の所有批判;テクノクラシーの相剋―技術者と経営者;テクノクラシーの内部矛盾―下級技術者と上級技術者)
工業家団体の社会構想―法の論理と慣習の論理
著者等紹介
小路行彦[ショウジユキヒコ]
1954年新潟県生まれ。1984年北海道大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、釧路公立大学学長。著書に『技手の時代』(日本評論社、2014年、冲永賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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