不滅の子どもたち

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不滅の子どもたち

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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087735123
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

もし、幼いときに自分が死ぬ日を告げられたら、
運命は変わってしまうのか?
ゴールド家4人きょうだいの、選択と宿命が織りなす「生」を鮮やかに描く、
全米を魅了した話題作。

深緑野分氏
「読者は深い余韻に包まれながら、死の気配の中に隠された、
人が注ぐ愛と自由について、思いを馳せるだろう」

マンハッタンに住むゴールド家のきょうだいは、幼いころ、近所で評判の占い師に会いにいき、自分が死ぬ日を告げられる。しっかり者のヴァーヤが13歳、リーダー的存在のダニエルが11歳、好奇心旺盛なクララが9歳、末っ子サイモンが7歳の夏のことだ。その後4人は生物学者、軍医、マジシャン、ダンサーと、それぞれの道に。これは、予言された「あの日」に繋がる道なのか。
刊行後直ちにニューヨークタイムズ紙のベストセラー入りを果たし、ワシントンポスト紙で「注目の一冊」に、その他いくつものメディアで年間ベストブックに選ばれ、世界33か国で出版された話題の書。


【著者略歴】
クロエ・ベンジャミン Chloe Benjamin
サンフランシスコ生まれ。ヴァッサー大学を卒業後、ウィスコンシン大学で小説専攻のMFA(芸術修士号)を取得。 2014年発表のデビュー長篇“The Anatomy of Dreams"はエドナ・ファーバー小説賞を受賞、センター・フォー・フィクション新人賞候補作となる。2018年に発表された本作が長編2作目。現在、夫とともにウィスコンシン州マディソンに在住。


鈴木潤(すずき・じゅん)
翻訳家。フリーランスで翻訳書の企画編集に携わる。訳書にショーン・ステュアート『モッキンバードの娘たち』(東京創元社)、クリステン・ルーペニアン『キャット・パーソン』(集英社)、シオドラ・ゴス『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』(共訳・早川書房)。神戸市外国語大学英米学科卒。

内容説明

マンハッタンに住むゴールド家のきょうだいは、幼いころ、近所で評判の占い師に会いにいき、自分が死ぬ日を告げられる。しっかり者のヴァーヤが13歳、リーダー的存在のダニエルが11歳、好奇心旺盛なクララが9歳、末っ子サイモンが7歳の夏のことだ。その後4人は生物学者、軍医、マジシャン、ダンサーと、それぞれの道に。これは、予言された「あの日」に繋がる道なのか。

著者等紹介

ベンジャミン,クロエ[ベンジャミン,クロエ] [Benjamin,Chloe]
サンフランシスコ生まれ。ヴァッサー大学を卒業後、ウィスコンシン大学で小説専攻のMFA(芸術修士号)を取得。2014年発表のデビュー長篇The Anatomy of Dreamsはエドナ・ファーバー小説賞を受賞、センター・フォー・フィクション新人賞候補作となる。2018年に発表された長篇2作目となる『不滅の子どもたち』は、刊行後直ちにニューヨークタイムズ紙ベストセラー入りを果たし、全米で50万部を超える売り上げを記録。ワシントンポスト紙の「注目の一冊」他、いくつものメディアで年間ベストブックに選ばれた。現在、夫とともにウィスコンシン州マディソンに在住

鈴木潤[スズキジュン]
翻訳家。フリーランスで翻訳書の企画編集に携わる。神戸市外国語大学英米学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アナーキー靴下

83
自分が死ぬ日を告げられた4人のきょうだいの人生を四幕構成で描く、ドラマチックな群像劇。舞台は1969年から2010年までのアメリカで、敬虔なユダヤ教徒である両親を持つ4人が、狭間のアイデンティティに揺れながら、それぞれの形で歴史の渦に巻き込まれていく姿が胸に迫る。もともとあるはずの期限が明確になることは自己暗示に陥らせるだけの残酷な宣告か、有意義な人生のための発破か。或いはあるがままに生きただけなのか。4人それぞれの視点からの物語が交錯するがゆえに、この物語全体もまったく違う見え方になり、奥深い。傑作。2021/07/26

ヘラジカ

52
もし幼い頃に自分の死ぬ日を知ることが出来たら、果たしてその後の生き方は変わるのだろうか?運命との向き合い方、人生における選択肢とは何かを描いた骨太の家族小説。テーマとして目新しさはなく、アプローチの仕方も好きな部分と嫌悪感を感じる部分がはっきりと分かれていた。正直に言うと第二部と第三部の展開には納得がいかないし、不自然にすら感じる。しかし、最終盤に至って、その不愉快な部分こそ、この物語の煌めきを強めているのかもしれないと思わされた。あまり好きな小説ではないが、作品自体の完成度は高い。そして想像させられる。2021/05/05

がらくたどん

32
幼い日に「死ぬ日」を予言されたユダヤ系4人きょうだいの物語。人は死期を知らされる物語が好きだ。占いだけでなく余命宣告だったり隕石落下だったり。怯えながら必ず来る日を迎える心の準備をする衝動が抑えられないみたいだ。死ぬ日までは生きている。4人の子供たちも、その生きている期間に結果が不確実な選択をやれる限りたくさんして想像もできなかったルートでそこだけは確定している死と言うゴールにたどり着く。ルートを選べる事はいかに自由で素敵なことか。既視感のあるテーマだが「ふたしかな運命という自由」の輝きを際立出せた力作。2021/08/09

信兵衛

30
死ぬ日を予言されるなんて、とんでもない。しかし、この姉妹兄弟4人、まだ子どもの頃の出来事だったからこそ、そしてその予言どおり、末っ子のサイモンが真っ先に死んでしまったのですから堪らない。2021/06/06

星落秋風五丈原

29
子供の頃に占いの女性に死期を言いあてられる4きょうだいってどんな陰々滅滅の話かと思ったらそう暗くもなかった。2021/05/31

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