内容説明
生きる勇気がふつふつと沸き上がり、もう戻りたくなくなる愛と戦慄と恍惚の空間「韓国」。行ったことのない方、何度も行ってはまってしまったリピーター、ハングルが読めたらいいのにと思っているあなたへの必読書。
目次
1章 アヤオ体操(ま~る描いて縦棒はイ;世宗大王とハングル ほか)
2章 釜山物語(飛行機の中でのハングリーダーへの道;忙しくて入れません ほか)
3章 妓生の愛(風の吹くまま気の向くまま;縁を切るのが日本の伝統 ほか)
4章 木浦の涙(一、二、三は、ハナ、トゥル、セッ!;枕詞は海を渡った? ほか)
5章 ソウルの占い師(馬は済州島に送れ、人はソウルに送れ;地下鉄に乗れ! ほか)
著者等紹介
兼若逸之[カネワカトシユキ]
昭和20年生まれ。国際基督教大学(ICU)卒。大学卒業後、韓国に渡る。延世大学校で博士号取得。韓国誠信女子大副教授を経て、現在東京女子大学現代文化学部教授。NHKTVハングル講座で特異なキャラが人気沸騰。度よりNHKラジオ講座担当。隣国の言葉を読めないのは、おかしいと『ハングル1000万人運動』を提唱
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ガンジス川沐浴子
4
ゆるくハングルを学びながら土地文化を紹介してくれる本。2022/08/30
ランドル
2
韓国と言えばソウルしかないような、本が多い中。釜山や全州など様々な地域のことがわかるので面白い。 兼若先生は人気があるけれども映像向きではないのかNHKの講座では見かけないですよね2018/04/17
ユキ@うろちょろ
2
立ち寄る地名や逸話をハングルの簡単な話を交えて教えてくれる。NHKハングル講座の講師(2003年当時)だけあって、ハングルの覚え方「アヤオ体操」は優しくハングルを覚えられる。ちょっとでも読めると俄然やる気が出るなぁ。奈良、飛鳥の由来については確かに意見が分かれるのだとは思うけれど、それ抜きでもハングルの読み方入門には最適。2012/01/31
シトラス
1
慣れないとしゃべり口調で話が進むのでわかりづらいけれど、慣れたらスラスラ読めた。 簡単なハングルは読めるようになるって話は本当で、スラスラとは読めないまでもゆっくりだったらなんとか簡単なものは読めるようになった。 楽しい。2017/11/20