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内容説明
人生の絶頂期に夫が暗殺されるのを目の当たりにしたジャッキーとエセル、過度のストレスからアルコール依存症になったジョーン―。3人はケネディ家を支える重圧のもとで、実の姉妹以上にお互いをはげしく憎しみ、愛しあった。ケネディ家の内実を三人の義姉妹から徹底的に検証する。
目次
ジョーン…
ジャッキー…
エセル…
…そして、シークレット・サービス
ジャック、ニクソンを破る
就任前夜祭
ジャック
五つの就任祝賀舞踏会
ボビー
スカーケル家〔ほか〕
著者等紹介
タラボレッリ,J・ランディ[タラボレッリ,Jランディ][Taraborrelli,J.Randy]
1956年生まれ。アフリカ系アメリカ人のポップ・カルチャーを取材する雑誌記者を経て、80年より『ソウル』誌の編集長になる。現在は、ジャーナリストとして活動し、数々のテレビ番組にゲスト出演している
鈴木主税[スズキチカラ]
1934年東京生まれ。出版社勤務の後、フリーランスの編集者を経て、翻訳家。翻訳グループ牧人舎代表。マンチェスター『栄光の夢』で翻訳出版文化賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マナシキ
2
☆☆ アーサー王は死んだ。王が去り、栄光のキャメロットは伝説となった。英雄の死をもって物語は完結しても、世界は終わらない。生き残った者がいる限り世界は続き、歴史は紡がれていく。これは英雄亡き後も歴史を紡ぎ、しかし伝説からは取り除けられた、ジャッキー、エセル、ジョーン、女達の物語。2011/09/22
ゆずこまめ
1
ケネディ家に嫁ぐとなると婚家とうまくやっていくのも並大抵の苦労ではないよう。ケネディ家に最も馴染めなかったのが最も優しい「いい人」タイプのジョーンというのが何かもう…ケネディ家は「いい人」なんて求めてないんだな。経済的には豊かだけどそのために払う代償とか苦労を考えると、そこまでリッチじゃなくていいかなと思ってしまう。2021/11/22