ロンドン〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 535p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784087733310
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ケルトもサクソンも、デーン、ユダヤ、ノルマン人も総登場!テムズ河に2000年を生き継いだ10組のファミリーが、親から子へ孫へ…時代時代の歴史をそれぞれの浮沈を賭けて生きる。

著者等紹介

ラザファード,エドワード[ラザファード,エドワード][Rutherfurd,Edward]
イングランド、ソールズベリー生まれ。英国ケンブリッジ大学、米国スタンフォード大学で学ぶ。作家。1987年、故郷であるソールズベリーを舞台に、先史時代から現代まで連綿と続く家系を、大河ドラマ形式で描いた長篇小説『セーラム』で文壇デビュー。一躍、国際的なベストセラー作家になる。歴史の最新知識を駆使して舞台を設定し、その時代を生きた人びとを迫力ある筆致で描きだす作風には定評がある。91年には、ロシアを舞台にした『ルスカ』、2000年にはイングランド南部の広大な森林地帯ニュー・フォレストを舞台にした『フォレスト』を発表し、いずれも大きな反響を呼んだ

鈴木主税[スズキチカラ]
東京生まれ。出版社勤務の後、フリーランスの編集者を経て、翻訳家。翻訳グループ牧人舎代表。マンチェスター『栄光と夢』で翻訳出版文化賞を受賞

桃井緑美子[モモイルミコ]
横浜生まれ。外資系企業勤務を経て、翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりぱい

6
150名を超える登場人物と知って、ええ!と思ったのに、四億年前の大陸変動から始まるのだから、どこまで遡るんだ!と引きかけたけれど、物語はちゃーんとローマ従属のブリテン島から始まる。額に一房の白髪と指の間の水かきを受け継ぐ男が代々生まれと、架空の一族と創作に史実が混じったロンドンの歴史物語は、タイムマシンで時代ごとの一場面を覗いて来たように面白い。150名なんて問題ナッシング。トマス・ベケットやチョーサーも登場。背景の王位継承で言うならウィリアム征服王からヘンリー四世までがこの上巻。さあここからが楽しみ。2011/09/08

fuchsia

2
歴史大河ドラマとしてBBCあたりで製作してくれないかしら。もう製作されているのでしょうか? ローマ都市ロンドンの金貨騒動の巻がお気に入り。ロンドン空襲まで引っ張る伏線とは壮大すぎです

ひらひら

2
すいません、図書館で借りました。受け取ったときの重さにびっくり!しかし、厚さのわりには読みやすかったです。ストーリーは正統的なおもしろさで、適度にハラハラドキドキしながら楽しめます。2010/02/16

くろひきか

2
まずコストパフォーマンスについて上下巻で1万円超。。。個人個人によるものだと思いますが、僕はその価値は感じなかったです。ただ面白いことは間違いないです、紀元前から1997年までのロンドンの物語、主人公はロンドンです。上巻が終わる頃にはすっかり馴染んで読むことができました。2009/11/26

はと

1
ロンドンの歴史が、いくつかの家族を軸に描かれる。前の章に出てくる家族の子孫達がその後の章に出てくるので、冒頭の家系図が手放せない。それぞれの章で話は一応独立しているが、何世代か前に起こった出来事が何世代も後に大きな影響を及ぼすダイナミックな伏線もある。上巻では、「売春宿」が一番スリリングでおもしろかった。恋人を助けるために大胆で勇敢な計画を立てた女の子と、どんどん計画に巻き込まれ飛び込んでいく赤の他人たちの大作戦とその結末!逆に、中には、ちょっと長すぎるように感じる章もあった。2013/04/09

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