アリス・B.トクラスの料理読本―ガートルード・スタインのパリの食卓

アリス・B.トクラスの料理読本―ガートルード・スタインのパリの食卓

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087733099
  • NDC分類 596.23
  • Cコード C0098

内容説明

著者は、サンフランシスコに生まれ、生涯のほとんどをフランスで暮らしたアメリカの作家。ジョイスと並ぶモダニスト文学の巨匠、ガートルード・スタイン(1874‐1946)は、彼女の終生の恋人だった。スタインの手になる『アリス・B.トクラスの自伝』(1933)で世に知られたトクラスが、初めて自ら筆を取った作品が、本書である。ヘミングウェイやフィッツジェラルドの、創作上の師ともいわれるスタインは、詩、戯曲、散文など、文学のあらゆる分野に、新しい地平を拓いたパイオニアであり、セザンヌ、マチス、ピカソなど、20世紀絵画の黎明を告げる画家たちを、いち早く評価していった現代芸術のトレンド・セッターだった。1920年代のパリと、アルプスを遙かに望む南フランスの小村ビリニャンを舞台に、二人の愛の生活と、二人を慕う友人たちの交友を生き生きと描写した本書には、芸術家の食卓を賑わわせた料理の数々が収められている。洒脱なエッセイと、美食家をうならせるレシピの組み合わせで、初版以来、英米で版を重ね、大勢の読者に読み継がれている垂涎の一冊。

目次

芸術家の食卓
フランス料理の伝統
キッチンの殺人
フランスのお宅でごちそうになった料理のかずかず
ポーリーン叔母さんとレイディ・ゴダイヴァに乗っていった料理の話
1934年と1935年に講演旅行をしたアメリカ合衆国の食事
ビリニャンの菜園

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kimumaki

2
ひとつ分かった事はピーマンの肉詰めはフレンチだと言うこと。 料理本の体裁を採ってるが、実際読むべきはレシピの合間のエッセイだ。初めて自分で魚をさばくのに第何級殺人だろうと考えたり、ピカソのために飾り付けた魚料理を彼に『マティス向きだね。』と言われたりする最初のくだりから一気に読めた。2004/06/22

yuma

1
パリを出て、愛する人と過ごした菜園での日々が描かれる『ピリニャンの菜園』が特に良かった。愛車を「ポーリーン叔母さん」や「レディ・ゴダイヴァ」と呼んで旅に出かける夢のような二人に、物語のある暮らしの豊かさをみる。2015/06/01

kimumaki

1
パリのアメリカ人の話を読みたくて、また借りてきた。 ああ、ハードカバー買おうかな。2013/02/02

fumiko212

0
フランソワーズ・ジローがピカソと共にガートルードを訪ねた時のアリスの描写は、ガートルードに謁見するめにクリアすべき門番のような厳格で容赦ない女性であった。しかし、本書でそのイメージは大きく変わる。パートナーと異国に根を下ろし、2つの戦争を潜り抜け、客人をもてなし、もてなされ、旅をして、菜園を持ち、日々の食卓を整え、その日々をパートナーがなくなってからの自分の仕事として本にまとめる。何て幸せな人生だろうか。レシピが人から人へ伝わる様子から、ほのぼのとしながらも豊かな時代が感じられた。2022/01/11

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