天の川幻想 - ラフカディオ・ハーン珠玉の絶唱

天の川幻想 - ラフカディオ・ハーン珠玉の絶唱

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784087731965
  • NDC分類 934
  • Cコード C0097

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HIRO1970

66
⭐️⭐️⭐️ラフカディオ・ハーンは1850年にギリシャで生まれ、英仏で教育を受けて19歳で渡米、新聞社で働き西インド諸島を経て1890年に来日。翌年に小泉セツと結婚し日本名小泉八雲となる。松江中学、熊本五高、東京帝大、早稲田大で教鞭を取り、1904年に急逝。本書はまさに副題のとおり珠玉の絶唱と言えるものであった。特に1904年に書かれた日本からの手紙には日露戦争時の巷の様子が手に取るように解る内容で考証学の価値があるものです。小泉夫人の回想録も読まねばハーン文学を語れない程で皆様に一読をオススメします。2015/09/22

ねね

12
凄くいい本でした。小泉八雲といえば怪談、という頭しか無かったのだけど、本当に日本の事を愛してたんだなあとしみじみ感じ入った。妻セツの「思ひ出の記」からは、八雲の優しい人柄や創作への態度、家族への接し方など様々な面が見られて本当に楽しい。織姫彦星にまつわる伝承、風俗、短歌の紹介に始まり、その他怪談風の小話、ユーモラスなエッセイ「蚊」、生死を巡る思索「究極の問題」など、どれも素晴らしかった。八雲家の人達の暮らしぶりが素敵だなあと思う2014/08/02

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