内容説明
初めて語られた、フェラーリ神話の真実。創立者エンツォ・フェラーリの刺激と放蕩に満ちた冒険的な人生を、F1グランプリを舞台にして赤裸々に描く長編ノンフィクション。
目次
序章 深夜のオートルート
第1章 生き残った青年
第2章 若きレーシング・ドライバー
第3章 スクーデリア・フェラーリ結成
第4章 モンツァの悲劇
第5章 タツィオ・ヌヴォラーリ
第6章 ファシスタ党時代
第7章 敗戦
第8章 フェラーリの誕生
第9章 最初の勝利
第10章 F1グランプリへ
第11章 ワールド・チャンピオン獲得
第12章 ディーノが死んだ
第13章 血まみれのレーシングカー
第14章 巨大なライバル
第15章 再建
第16章 コマンダトーレ
第17章 跳ね馬の終焉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カワセミ440
5
25年近く前の本だ。エンツォ・フェラーリなんてフツーは知らないと思うけど、イタリアの至宝、フェラーリの創業者です。作者も訳者もエンツォ教の信者っていう訳じゃ無く、冷静な書き方にちょっと共感。訳者桜井淑敏さんは元ホンダF1チームの総監督。ホンダに残ってれば社長の目もあったろうに・・・。今、何してるんだろう?エンツォ・フェラーリさん、結構著者に厳しく描かれてる部分もあるな、好色で、見栄っ張りの上にケチだ、なんて。まあ、人間そんなモノなんだろうけど、それでもあの『Ferrari』を創ったんだから、素晴らしい!!2015/04/07