内容説明
落合信彦が映画をとおして語る熱きメッセージ。もしもこの世に映画がなかったら、オレの人生は変っていただろう。
目次
映画は私の師だった。感謝してもしきれない!
役者たちの生きざまのほうが、映画よりはるかにおもしろいこともある。
「みんな同じ人間ではないか。もっと賢くなろう」人種差別についてこんなことが言えるスターがアメリカにはいる。
ドラマをもって生きドラマをもって死ぬ―それがハリウッド・スターだ。
映画に教えられたいくつかのこと。父親が教えてくれた、たった1つのこと。
英雄は死に凡夫は生き残る。しかし人々の心に生き残るのは英雄だ。
アメリカで黒沢明の『生きる』を見たときほど、日本人としての誇りを感じたことはなかった。
四ツ木の映画館で胸をときめかせて見たリズといっしょに食事をして思った人生の不思議。
アメリカ社会を陰で支配するマフィアを君はどこまで知っているか!?
ギリギリの緊張のまっただなかに放り込まれた人間の葛藤のドラマ―すぐれた戦争映画は衝撃的だ。
ベトナム・シンドロームにアメリカが陥ったとき、神話は次々と崩れ去り、英雄も消え去った。
スパイたちの壮絶な生きざまに心動かされる諜報の世界。『寒い国から帰ったスパイ』のバートンに哀愁をそそられた。
涙を忘れ怒りを忘れた人間に真の反戦映画はつくれない。ましてや愛のなんたるかを問う映画など…
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