華の蔦重

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華の蔦重

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087718874
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大河ドラマの主人公・蔦屋重三郎の粋でいなせな一代記!!
山東京伝、曲亭馬琴、喜多川歌麿、東洲斎写楽……江戸っ子たちを熱狂させた大勝負、とくとご覧あれ。

豪華絢爛の吉原が業火の海に包まれた明和九年。多くの人が落胆する中で、江戸をふたたび元気にしようと心に決めた男がいた。蔦屋重三郎。通称蔦重と呼ばれたその男は、貸本屋では飽き足らず、地本問屋の株を買って自ら版元として様々な勝負に打って出る。「楽しんで生きられたら、憂さなんて感じないで済むんです」面白い書物や美しい浮世絵は、きっと世の中を明るくしてくれる――。彼の熱意が、山東京伝、喜多川歌麿などの心を動かし、江戸を熱狂に包んで行くのだった。しかし、そこに立ちはだかったのは……。エンターテインメント歴史小説‼

世の中は酒と書肆が敵なり どうにか敵にめぐり会いたい


【著者略歴】
吉川永青
よしかわ・ながはる

1968年、東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年『戯史三國志 我が糸は誰を操る』で第5回小説現代長編新人賞奨励賞、16年『闘鬼 斎藤一』で第4回野村胡堂文学賞、22年『高く翔べ 快商・紀伊國屋文左衛門』で第11回日本歴史時代作家協会賞(作品賞)を受賞。著書に『誉れの赤』『治部の礎』『裏関ヶ原』『ぜにざむらい』『乱世を看取った男 山名豊国』『家康が最も恐れた男たち』『戦国・江戸 ポンコツ列伝』など多数。

内容説明

豪華絢爛の吉原が業火の海に包まれた明和九年。多くの人が落胆する中で、江戸をふたたび元気にしようと心に決めた男がいた。蔦屋重三郎。通称蔦重と呼ばれたその男は、貸本屋では飽き足らず、地本問屋の株を買って自ら版元として様々な勝負に打って出る。「楽しんで生きられたら、憂さなんて感じないで済むんです」。面白い書物や美しい浮世絵は、きっと世の中を明るくしてくれる―。彼の熱意が、山東京伝、喜多川歌麿などの心を動かし、江戸を熱狂に包んで行くのだった。しかし、そこに立ちはだかったのは…。世の中は酒と書肆が敵なりどうにか敵にめぐり会いたいエンターテインメント歴史小説!!

著者等紹介

吉川永青[ヨシカワナガハル]
1968年、東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年『戯史三國志 我が糸は誰を操る』で第五回小説現代長編新人賞奨励賞、16年『闘鬼 斎藤一』で第四回野村胡堂文学賞、22年『高く翔べ 快商・紀伊國屋文左衛門』で第一一回日本歴史時代作家協会賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

122
痺れる一冊。吉原の火事から始まる蔦屋重三郎の人生をドラマティックに描いた物語はざっくりと彼の功績、人柄、心情を知ることができる良作。数々の天災で沈む世の中を書物で明るく元気に灯したい、絵師の才能を世に送り出したい、そんな蔦重の想いに痛いほど痺れる。彼ほどこの言葉が似合う人はいない。幕府の監視、お咎めが彼の心に気づきと後悔を与え、絵師たちに対する新たな想い、苦渋の選択という心の揺れの描き方がお見事。奥方、お甲との夫婦仲も読んでいて気持ちいい。目に浮かぶほどの美しいラストにおつかれさまと声をかけながらの読了。2025/02/10

hiace9000

117
江戸のエンタメを生み出した男・蔦谷重三郎。言わずもがなの今年の大河原作本。吉原大火後の悲嘆し落胆する江戸庶民を元気にしようと、また圧政に苦しむ人々の憂さを晴らして活力を与えようと、エンタメの力を信じ、情熱と知恵と工夫と人脈で世に光を送った蔦重の粋な男っぷり一代記に読後は心も晴れやか。次から次の課題難題と向き合うたび、そこから謙虚に学び自己変革し成長する蔦重のしなやかな感性も魅力。メディアやエンタメのあり方について、現代のそれを寓する部分も多々あり。「字を読んで、中身も読めるように…」わたしもそうありたい。2025/04/13

ケイト

57
ちょうど大河ドラマと重なるところもあり、これからの展開にドキドキして面白かった。吉原の貸本屋だった蔦重が江戸のメディア王になっていく。自前の吉原細見を作るのを足がかりに、版元になるために株を買い徐々に商売を広げ、人との縁を大事にし先見の目がある蔦重でもこの時代は飢饉もあり、政道の流れは容赦ない。弾圧を受けるけど、絵師や戯作者を育て上げ、次の一手に打って出る。まるでそれは蔦重が見た夢話のようで、打ち上げた花火が大きかったことに何度も驚かされた。2025/04/01

かんらんしゃ🎡

46
蔦重其之漆*さぁてさて、商売ってぇのは客が求めるものを求める価格で売ることこそ肝要。そこ乖離しちまうと淘汰される。米騒動や打ちこわしにもなるってもんだ。でもそんだけじゃ成り上がれねー。世間様が望む新しいものを仕掛けていく。この本ではそこを主軸に話が動く。蔦重の目の付け所をじっくり読んだ。それと周りのキャラクターもいい。特に女房お甲がとてもいい。最期まで洒落っ気があり楽しく読ませてもらった。2025/02/20

イケメンつんちゃ

39
吉川永青 昨日はありがとうございました 少し落ち込んでいましたが メールを頂き たくさんの元気を頂きました 単行本を読んでみました 飛龍十番勝負 第六十五弾 今回は 吉川永青先生 昨日に引き続き 大河ドラマをインスパイアされた作品 こちらのサイトからの紹介 前に読んだ児童文学 今流行りの蔦屋重三郎の一代記 田沼意次の出番少な すらすらと読めました 出る杭は打たれる 辛口なアナタにオススメです もし 蔦重の世界にとお考えのアナタ 丸善書店にてフェアやってます だから丸善書店はおもしろいんです 市長 遠山京香2025/04/25

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