Bunshun entertainment<br> 冤罪者

Bunshun entertainment
冤罪者

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  • サイズ B6判/ページ数 414p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784166401307
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

一つの新証言で"連続暴行殺人犯"河原輝男は控訴審で無罪に。だがそれは新たな惨劇の幕開けだった。冤罪事件の闇を描く傑作推理

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

41
★★★☆正統派推理小説。論理的に読み進めれば確実に真相に導ける。主人公の記者 五十嵐は連続殺人犯の河原に恋人を無残に殺害される。その後巡りあった女性と結婚するが、殺人犯から無実であるから犯人を探し出して欲しいという連絡を受け取ることから、徐々に河原の無実を証明するための活動を開始し。とにかく文庫600頁越えの対策であるが、中盤で主要な登場人物が出揃い、それぞれの動きを考えるに従い、犯人が絞られてくる。どんでん返しを狙ったのではあろうが、あまりに綺麗すぎる伏線が素直なストーリーが少々物足りなくはあるが。2017/06/28

達ちゃん

31
結構ドロドロな感じで読み終わった後ちょっと疲労感が・・・。でも折原さんらしさ満載で面白かったです。2020/10/01

くまんちゅ

4
暴行殺人犯として逮捕された河原輝男。しかし裁判では無罪を主張。控訴審で無罪を勝ち取る。この河原という男が何とも食えない男である。無罪を勝ち取ったものの怪しい行動を取って、周囲に波紋を広げていく。そして河原の周辺で起こる事件。果たして本当に河原は冤罪者なのか…。ラストに向けて真相が明らかにされていくと、ほとんどの読者が作者のかけた罠に引っ掛かるのではないか。そんな私も罠にかかってしまった。2011/02/25

オーウェン

3
連続殺人魔の容疑者と目された河原輝男は裁判で無期懲役の判決が下される。それから10年後ライターの五十嵐は河原から自分は無実であり、容疑を晴らしてほしいという手紙が。しかし五十嵐の恋人は連続殺人魔に殺されている。タイトル通りに真実なのか冤罪なのか。そこらへんがボヤされながら進むのだが、折原さんなので当然叙述トリックが。 中盤ぐらいまではかなり疑惑の人間は多いが、後半から終盤でようやく犯人が絞れた感じ。 犯人であろうともなかろうとも、クズは最後までクズだという事を教えてくれる作品。 「このたわけが!」(笑)2018/08/24

✡奈々✡

1
正直長い。相関図ほしい。 でも後半になればなるほど、読み手を夢中にさせてくれる。 真相が知りたくてうずうずが止まらなくなる。 正直???な部分もあるからか、モヤモヤが残る作品ではあるけれど、相変わらず折原先生の手のひらの上で転がされる感覚があって、面白さが勝っちゃう(笑) それにしても出てくる人々のクセが強すぎ(笑) 主人公含め、関わりたくないです;( ˙꒳​˙ ;):笑2023/05/09

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