こまどりたちが歌うなら

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こまどりたちが歌うなら

  • 寺地 はるな【著】
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  • 集英社(2024/03発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087718645
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

前職の人間関係や職場環境に疲れ果て退職した茉子は、親戚の伸吾が社長を務める小さな製菓会社「吉成製菓」に転職する。
父の跡を継いで社長に就任した頼りない伸吾、誰よりも業務を知っているのに訳あってパートとして働く亀田さん。やたらと声が大きく態度も大きい江島さん、その部下でいつも怒られてばかりの正置さん、畑違いの有名企業から転職してきた千葉さん……。
それぞれの人生を歩んできた面々と働き始めた茉子は、サービス残業や女性スタッフによるお茶くみなど、会社の中の「見えないルール」が見過ごせず、声をあげていくが――。
一人一人違う”私たち”が関わり合い、働いて、生きていくことのかけがえのなさが胸に響く感動長編!


■プロフィール
寺地はるな(てらち・はるな)
1977年佐賀県生まれ、大阪府在住。2014年『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。2021年『水を縫う』で河合隼雄物語賞受賞。2023年『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞9位入賞。『大人は泣かないと思っていた』『カレーの時間』『白ゆき紅ばら』『わたしたちに翼はいらない』など著書多数。

内容説明

涙はしょっぱい、お菓子は甘い。親戚が営む小さな製菓会社に転職した茉子は、コネの子と呼ばれながらも、会社の古いルールを変えようと格闘するが…。あなたが生きる“今”に光を灯す、希望の物語。

著者等紹介

寺地はるな[テラチハルナ]
1977年佐賀県生まれ。2014年『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。2021年『水を縫う』で河合隼雄物語賞受賞。2023年『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞九位入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

170
寺地 はるなは、新作中心に読んでいる作家です。山本周五郎賞候補作ということで読みました。同族企業の濃密な人間関係の中での物語、良作ではありますが、山本周五郎賞受賞するほどのパワーは感じられませんでした。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771864-52024/04/26

いつでも母さん

165
正論がいつもその場に相応しいとは断言できない。その場を穏便に済ませるだけが正解でもないけれど。生きてる限り人間関係は難しい。ましてや初対面の人との関わり、初めての環境ではなかなか思ったことは言えない。私自身何度も苦い思いをして(多分させたりも・・)体と心の両方で学んできたのだと思う。寺地さんはそこんトコロを常に巧みに擽る。それぞれの行違う心の声と、出会うべくして出会う気持ちの妙が刺さる。だからといって今回の主人公・茉子に諸手を上げて共感できるかは別の話で。和菓子と善哉の存在が好くて最後まで読み切った。2024/04/22

シナモン

99
社会のなかで自分の声をあげていくのは大変なこと。だけど黙っていたら何も変わらない。ここにいるよ!と鳴いているこまどりに励まされる一冊でした。2024/04/23

ゆみねこ

88
親戚が営む製菓会社に転職した小松茉子。5歳上でハトコの伸吾は父の跡を継いで社長に就任したばかり。頼りない伸吾、理由あってパートとして長年働いているぶっきらぼうな亀田さん。パワハラ上司の江島と怒られてばかりの部下の正置。会社の古いルールを変えようと奮闘する茉子にも、前職での苦い失敗が。声をあげないと分かってもらえない。働く人たちへのメッセージ小説と受け止めた。2024/04/19

もぐもぐ

69
勤務先で人間関係がしんどくなり親戚の小さな製菓会社に転職した茉子。社内の見えないルールや古い就業規則はよく見た景色でちょっとうんざり。”自分の正義に正直に生きる”茉子の気持ちは良く分かるけど、人間関係は正論では片付かないから難しいですね。でも読み進めるにつれて茉子を始め悩みひたむきに生きる皆が愛おしくなってました。心に残る言葉もいっぱいでとても良かったです。ほんと同一労働同一賃金ってどこ行っちゃったんですかね。2024/04/06

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