内容説明
「命の長短は、すべてその人の養生しだい」―こう説くのは、江戸時代の儒学者・貝原益軒が書いた『養生訓』だ。超高齢化社会を迎える今、この300年も前に書かれた健康指南書に注目が集まっている。医学博士・周東寛が、益軒の食や生活習慣に対する教えを科学的に分析し、『養生訓』の現代的意義と、読んだその日から実践できる「病気にならない98の心得」を指南する。
目次
はじめに 現代にも通じる「養生」の力
『養生訓』目からウロコの五つの教え
1 病気を寄せつけない「養生」という生き方(医者いらずの健康長寿をめざす;病気を遠ざける“江戸の健康バイブル”;深い人生観が日本人を引きつける ほか)
2 『養生訓』に学ぶ飲食の心得49(飯は温かいうちに食べ、冷酒は夏でも禁止;体調によって米の炊き方を変える;肉は1食で2品以上食べてはいけない ほか)
3 『養生訓』に学ぶ生活の心得49(心はからだの主人。ストレスをあたえてはダメ;座るときは姿勢を正しくする;寝るときは灯りを消す ほか)
著者等紹介
周東寛[シュウトウヒロシ]
南越谷健身会クリニック院長。医学博士。1952年台湾高雄市生まれ。78年昭和大学医学部卒業、86年に駅ビル医院「せんげん台」を開院、90年医療法人健身会を設立して理事長に就任。2003年には南越谷健身会クリニックを開院して院長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。