十年後の恋

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十年後の恋

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087717396
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「離婚して10年、そして、私はようやく恋をした」。
パリで暮らすシングルマザーのマリエ。
小さな投資グループを主宰するアンリ。
2019年にはじまる、マリエとアンリの運命的な出会いの行方。
新しい世界の、永遠の恋を描いた、辻仁成の最新長編小説。

いまだ世界中で収束の兆しを見せない新型コロナウイルス。
長年パリで暮らす著者が、パリで暮らす女性を主人公に、コロナ以前と以後にまたがる運命の出会いと愛の奇跡を描いた長編小説。
パリでの生活を発信しつづけ、多くのファンを持つ著者による、この時代にしか書けなかった大人の恋愛小説。

【著者略歴】
辻仁成(つじ・ひとなり)
東京都生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。作家・詩人・ミュージシャン・映画監督と幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版Le Bouddha blancでフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『日付変更線』『父 Mon Pere』『エッグマン』『真夜中の子供』『84歳の母さんがぼくに教えてくれた大事なこと』他、著書多数。

内容説明

離婚して十年、そして、私はようやく恋をした。パリで暮らすシングルマザーのマリエ。小さな投資グループを主宰するアンリ。運命的なふたりの出会いは、新型コロナウイルスに翻弄される。新しい世界の永遠の恋心を描いた辻仁成の最新長編小説。

著者等紹介

辻仁成[ツジヒトナリ]
東京都生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。作家・詩人・ミュージシャン・映画監督と幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版Le Bouddha blancでフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

249
辻 仁成は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者らしい大人のラブ・ストーリー、パリのエスプリも新型コロナウィルスのスパイスも効いています。しかしマリエはどうしてこんなに男運がないのでしょうか?私は、10年以上恋をしていないので、久々恋におちてみたい♡ https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-771739-62021/02/18

アキ

89
最後の一文に鳥肌が立ちました。大人の恋愛の行方に読む手が止まらなくなり、一気に読み終えた。フランス語でAmourには日本語の愛も恋も含まれるらしい。主人公マリエ・サワダは両親が日本人で離婚して2人の娘がいる。アンリは60歳で2年前に離婚した。彼女は離婚して10年必死に生活して子供を育ててきた。彼女にとって愛は許してしまうこと、恋は許してもらうこと。コロナ前に出会い、コロナ後には距離を置くことに。愛とウイルスは似ている。気付かないうちに感染し、不意に重症化する。過剰な愛は死に至ることも。そして愛は変異する。2021/08/09

美紀ちゃん

89
この未曾有のコロナ禍で、そのコロナ関連の小説がいくつか出てきている中、罹患した人の話は初めて読んだ。苦しそう。その苦しさを、恋の苦しさと絡めていて切ない。アンリのことが大好きで前半は甘甘でアンリに不信感を持つあたりから引き込まれて一気読み。 コロナに感染して集中治療室で生死を彷徨ったり色々あったがマリエはずっとグルグルしたまま「わからない」。グルグル。 この感じは「自転しながら公転する」に似ていてラストも、えーなんで?っていうところが、似ていると思った。 辻仁成さん好き。「サヨナライツカ」が最高に大好き。2021/02/23

そら

53
パリ在住のマリエは離婚後10年間、仕事を持ち子供2人を育ててきた。ある時、フランス人の投資家グループのソワレ(夜会)に参加し、アンリと出会う。40歳と60歳の大人の恋。アンリの素性や真意が解らず、心をときめかせながらも戸惑うマリエはまるで10代の少女のようだ。ようやく心を通わせ安心できる関係になりかけたとき、アンリへの信頼を揺るがす事柄が起きる。フランスの情景が浮かび、古い映画を見るような美しさと、恋に落ちていく過程が瑞々しかった。恋とは、愛とは、を考える大人の恋愛小説。マリエの選んだ結末を見て欲しい。2021/03/26

キンモクセイ

51
愛を望んでいるわけじゃない。愛ではなく恋がしたかった。離婚して二人の娘を育てながら懸命に生きてきた。アンリとの関係をどう呼ぶべきか。明らかに毎日が変わった。服装やメイクはもちろん仕草や言葉遣いまでだ。だから、愛じゃなくて恋がいい。愛は重すぎてしまうが恋だったら自分が輝けるから。まだ私たちは世界中を恐怖で陥れるウイルスを知らなかった。やがて私たちの間の出来事がコロナよりも私をパニックにさせた。十年後の恋が愛に変わる時、愛とウイルスは似ていると気づいた。愛にも無症状の時期がある。いつの間にか重症化してしまう。2022/01/26

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