教室に並んだ背表紙

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教室に並んだ背表紙

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087716948
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「私は欠陥品なのかもしれない。自分が大人になれるって、無条件で思い込めるみんながうらやましい」(本文より)

中学校の「図書室」を舞台に、クラスへの違和感や未来の不安、同級生に対する劣等感など、思春期の心模様を繊細に描き出す全六編の連作短編集。

【著者略歴】
相沢沙呼(あいざわ・さこ)
1983年、埼玉県生まれ。09年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。11年3月「原始人ランナウェイ」が第64回日本推理作家協会賞(短編部門)候補作となる。18年『マツリカ・マトリョシカ』が第18回本格ミステリ大賞の候補に。19年『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が国内ミステリランキングを席巻し、大ヒット。その他の著作に『雨の降る日は学校に行かない』『小説の神様』など。

内容説明

寂しくて、迷ってしまったときは“物語”を読んで―。図書室を舞台に、“読書”との出会いで変わっていく少女たちの心模様を描く、全六篇の連作短編集。図書委員のあおいはある日、苦手な同級生を図書室で見かける。本に興味がないはずの彼女が、毎日来るのはなぜだろうと疑問を抱き…。「その背に指を伸ばして」。読書嫌いのあかねは、本を読まずに読書感想文の宿題を終わらせたい。偶然クラスメイトが捨てた下書きを見つけて、それを利用しようと奮闘するが…。「やさしいわたしの綴りかた」ほか、全六篇を収録。

著者等紹介

相沢沙呼[アイザワサコ]
1983年、埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第一九回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。11年「原始人ランナウェイ」が第六四回日本推理作家協会賞(短編部門)候補となる。18年『マツリカ・マトリョシカ』で第一八回本格ミステリ大賞の候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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starbro

452
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』に続いて、相沢 沙呼2作目です。今回は、ミステリではなく、中学校図書室司書連作短編集の秀作でした。オススメは、表題作の『教室に並んだ背表紙』&『しおりを滲ませて、めくる先』です。内容とクオリティから、本屋大賞にノミネートされるかも知れません。 しかし「涙子」と書いて「ティアラ」とは絶対読めません(笑) https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/sebyoushi/2020/12/31

寂しがり屋の狼さん

371
学校の図書室を舞台にした短編集。不器用でクラスに溶け込めない女子中学生、学校が全てのなかで図書室という空間が安らぎを与えてくれる📚️本を通じて与えられた優しさがバトンのように繋がれていく📚️学校に『しおり』先生のような司書さんがいたら素敵だなあ(’-’*)♪2021/02/23

しんごろ

365
引け目を感じてる子、一歩を踏み出せない子、不器用といった控えめな女子中学生と図書室の司書との連作短編集。登場してくる女生徒達は決して本が好きではない子もいたけど、本が好きになるのはちょっとしたきっかけ。しおり先生がきっかけで本が好きになってほしい。悩みや辛いことあるとは思うけど、のりきって素敵な大人になってほしいと思う。逃げたきゃ逃げてもいいしね。それにしても、しおり先生がとにかく素敵。どんな過去を持っているのか気になる。しおり先生のスピンオフ作品を書いてほしいな。2021/02/27

芳樹

285
それぞれに悩みを抱えた女子中学生たちに焦点を当てた、六編の小品からなる連作短編集。「君は君で良い」という思いがひしひしと伝わってきて魂が揺さぶられました。教室という狭い世界で、生きづらさを感じながら毎日を過ごしている生徒たちは、この物語にきっと救われる。中高生にぜひ手にとって欲しい作品です。2021/01/01

ムーミン

271
教室に居づらさを感じている子たちの心情に寄り添う優しい作品でした。「物語の中で助けてくれる人も、あなたと出会うために存在しているのかもしれない。わたしたちは物語を通して、そこに生きる人たちと出会うことができる。その言葉と優しさは、きっと本物だよ。実際に誰かと出会うことができなくても、物語に込められた願いは、あなたを救ってくれる」P.2842021/01/30

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