スタンド・バイ・ミー

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087712292
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

四世代ワケあり大家族が営む古書店に、古本と共に舞い込む謎の数々。その答えから見えてくる、秘められた思いや絆とは。

著者等紹介

小路幸也[ショウジユキヤ]
北海道生まれ。広告制作会社退社後、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第二十九回メフィスト賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

244
東京バンドワゴンシリーズの第3弾。第3弾ともなると、毎週続けて見てしまうホームドラマの9回~12回という感じだ。「文化文明に関する些事諸問題なら、如何なる事でも万事解決」を家訓とする美男・美女の大家族堀田一家にいつものように、秋、冬、春、夏にそれぞれ‘事件’が起こる。その些事な事件が起こると登場人物が増え、ますます‘大家族’になっていく。この平成の大家族の雰囲気が読んでいてたいへん心地良い。だから、読み終えると、この平成のホームドラマをまた続けて読んで行こうと思う。やっぱりこの本はLOVEだねぇ。2011/08/28

扉のこちら側

162
初読。すずみさんの江戸っ子口調と藤島さんの買収劇が鮮やか。スキャンダルの件は開き直ってこっちから会見するのかと思ったが、彼女の家庭のこともあるのだな…。2013/05/27

文庫フリーク@灯れ松明の火

152
内扉の間取り図と登場人物相関図が嬉しすぎ。さらに増えて変わるのかな?田舎の私には、食事シーンでお味噌汁がおみおつけになっているのが個人的にツボ。さらにツボが『A‐10奪還チーム出動せよ』くらっとするほど懐かしい(笑)藤島社長がむやみにご活躍ですが、この巻は『てやんでぇべらぼうめぇ!!』のすずみさんが、一人でさらっていった感。玉を見つけて磨きにかけて、また世に出す。本に対するLOVEに溢れてますねぇ。4巻以降、図書館に取り寄せリクエスト中。到着待ち遠しいです。2011/07/10

エンブレムT

149
シリーズ3作目にして最大の危機が!・・・いえ、堀田家の皆様のことじゃないです。彼等はご都合主義バンザイで守られてるから、何があっても安心さ♪危機なのは、読んでる私。そろそろ限界が近いようです。ああぁ・・・登場人物、まだ増えるんですかっ!?ホッコリしたい時用に大事にとっておきたいシリーズなんだけど・・・・・き、記憶が鮮明なうちに、次を読んだ方が良いんだろうか?(笑)この巻は、啖呵きるすずみさんがインパクト大で、格好良く登場するタイミングを計る藤島さんに笑いましたw2010/12/24

風眠

134
なんというか、変わらないのである。いつでも、どんなときでも、堀田家は変わらない。いろいろな出来事があっても「LOVEだねぇ」って乗り越えていくのである。第3作目となる本作は、これまで以上に男性陣の活躍が目立ってたな。紺がいざとなったらかっこいいことや、藤島さんの優しさっていうか男気っていうかが光ってた。青の出生の秘密についての場面では、青が話した言葉にぐっときた。育ての母と、生みの母、どちらからも愛されているという、強みと思いやりがたまらなく「LOVEだねぇ」。家族の絆に思いをはせる心地良い読後。2011/01/29

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