内容説明
ぼくは、都心を少し離れたところに住む、ごく普通の小学生。６年生の始業式。熊のようにでっかい先生が担任としてやってきた。小学生にラグビーを教えるのが信条なんだって。体育はラグビー、国語は詩を覚えて声に出して読ませるだけ。ぼくだって中学受験にそなえて塾にかよっている。クラスにはいじめがあるし、大変なんだ。体当たりのアッシー、先生のあだ名なんだけど。おかげで少しずつクラスの様子も変わってきてさ。ちょっぴりラグビーも好きになってきたし。さて、どうなることやら…。名翻訳家として定評ある著者、初めての小説。
著者等紹介
上岡伸雄［カミオカノブオ］
１９５８年６月２８日、東京都生まれ。学習院大学文学部教授・翻訳家。東京大学大学院英文学専門課程修士課程修了（専門は現代アメリカ小説）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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BlueBerry
36
一言で言えばラグビーでイジメ問題解決。熱血教師の奮戦記。ベタと言えばベタなんだけど結構楽しめたと思います♪2013/10/16
ｋｅｉｔｈ
19
小学校に赴任してきたラグビー経験のある新任の熱血先生が、ラグビーを通じてクラスのいじめをなくし、まとめていくという話。捻りもない、あまりにも単純な話ですが、軽く読めます。2019/03/04
かず
1
小学生向けのスポーツもの。2023/03/10
コウジ
1
ラグビーの元日本代表候補の小学校の新任教師が担任するクラスでラグビーを教える話。2006年の小説で今のようなラグビーブームの前に刊行。作者は大学時代に同好会でラグビーをしていたらしくラグビーへの愛にあふれている。一種のファンタジー。小学生版スクールウォーズ。こういう本を子供たちに読ませて感受性豊かな子に育ってほしかったが、子供は読まず親父だけ感受性豊かになっていく。2020/11/02
にゃまこ
1
担任の先生がラグビー熱血漢でみんなでラグビーやっていじめもなくなって団結して青春！というお話でした。小学生でラグビーとは凄いと思ったけどタックルしないラグビーがあるんですね。あまりにもうまくいく感じは児童書ならではですが、少しラグビーに興味がわきました。作中のラグビーシーンの理解がなかなか追いつかなくて大変だったのでもう少し理解してから読み直したいものです。2015/02/16
