叢書・ウニベルシタス
啓蒙・革命・ロマン主義―近代ドイツ政治思想の起源 1790‐1800年

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 756p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588009327
  • NDC分類 311.234
  • Cコード C1310

内容説明

フランス革命後10年間の分裂と緊張のなかで、1800年以後のさまざまな思想はいかにして芽生えたのか…。文学・哲学・歴史の領域をつらぬいて、政治の世界とその文脈があることを示す。

目次

第1部 自由主義(一七九〇年代におけるドイツ自由主義;カント批判哲学の政治学;J.G.フィヒテの一七九四年『知識学』における哲学と政治 ほか)
第2部 ヘルダーと初期ドイツ・ロマン主義(J.G.ヘルダーの政治理論;初期ロマン主義の政治理論;フリードリヒ・シュレーゲルの初期政治学と美学 ほか)
第3部 保守主義(ドイツ保守主義の台頭;C.M.ヴィーラントの政治哲学)

著者等紹介

バイザー,フレデリック・C.[バイザー,フレデリックC.][Beiser,Frederick C.]
1949年に生まれる。オックスフォード大学でチャールズ・テイラーの指導のもとに、ヘーゲル『精神現象学』の起源に関する博士論文『現象学の精神』(The Spirit of the Phenomenology、1981)により学位を得た。1991年からインディアナ大学哲学助教授、2001年からはシラキューズ大学で哲学教授を務める

杉田孝夫[スギタタカオ]
1951年岩手県に生まれる。山形大学人文学部卒業。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授。専攻:西洋政治思想史・比較家族思想史・政治理論(生活政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。