ごめん。

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ごめん。

  • 加藤 元【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 集英社(2019/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087711929
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

学生服専門の洋品店で働く吉本佑理(32歳)は、職場上司の無自覚なセクハラやパワハラに合いつつもなかば諦めも感じていた。ある日、例のごとく「きみ、彼女いないの? 吉本さんを誘ってあげたら」と言う部長に対し「無礼です」と言い切る出入りの配送業者、里村の自然なふるまいが佑理の心に飛び込んできた。その後デートを重ね次第に距離を縮める二人。そして、告白のタイミングでこれまで三、四人と付き合ってきたと言う里村に対し、佑理は今まで彼氏が一度もいなかったことを、勇気を出して告げる。すると里村は何も告げずに去ってしまう。フラれた。失意の佑理に里村から電話が。「ごめん、おれも付き合ったのは中学の時にひとりだけ。いまマンションの下にいるんだ。戻ってもいいかな」(第一話「ひとり道」)。
あなたは“その言葉"を一日に何度、口にしますか? 様々なシーンのごめんで登場人物たちが少しずつ繋がってゆく、心温まる連作短編集。

目次
第一話 ひとり道
第二話 いつも俺から
第三話 甘いママ
第四話 いけない奥さん
第五話 かすがい
第六話 電話家族
第七話 ナニサマ
第八話 うさぎが転んだ
第九話 小言幸兵衛
第十話 ハッピーエンド
第十一話 しゃぼん玉

【著者略歴】
加藤元(かとう・げん)
1973年神奈川生まれ。日本大学芸術学部文芸学科中退後、10種類以上に及ぶさまざまな職業を経て、2009年『山姫抄』で第4回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー。11年に刊行した『嫁の遺言』が多くの書店員の熱い支持を受けベストセラーに。他の著書に『泣きながら、呼んだ人』『蛇の道行』『四百三十円の神様』『好きな人ができました』など。

内容説明

ごめんが使われるシチュエーションを切り取った連作短編集。

著者等紹介

加藤元[カトウゲン]
1973年神奈川生まれ。日本大学芸術学部文芸学科中退後、10種類以上に及ぶさまざまな職業を経て、2009年『山姫抄』で第4回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

215
11の連作短編。「ごめん」「ごめんね」「ごめんなさい」色んな『ごめん』があった。その中にはいつかの?(今も?)私がいた。口先だけのごめん、心からのごめん。家族や友人、他者へのごめん。自分自身へのごめん。長く生きて来て、苦しくて切なくて惨い「ごめんね。」もあった。「ありがとう」の気持ちを込めて言う時もある。多分この先も何度も言う言葉だろう。今回この11の作中の誰かを、いるいるって思いながら読んだ。杉田課長だけは根本的に合わない・わかってないって諦める感じで妻・初穂に共感した私だった。2019/10/24

おしゃべりメガネ

185
タイトルが気になり、手にとった作品です。たった一言「ごめん(なさい)」がこんなにも話の奥行きを広げるとは、ただ者ではない作家さんの気配がします。ある学生服専門用品店に勤める人々を中心に、それぞれの目線で描く連作集です。女性目線の話が多く感じますが、だからこそ普段、何気ない日常に対し女性が'我満'を強いられてるコトがしっかりと綴られています。結構、心理的にグイグイくるトコもありますが、そういう描写があるからこそ、「ごめん」が際立つのかなと。もっと自分に素直に、今より少しだけでもいいから本音が出るといいかな。2020/02/03

シナモン

157
図書館本。様々な「ごめん」に纏わる短編集。「ナニサマ」が印象に残った。一杯の珈琲を楽しもうと入った喫茶店でこんなお客とかち合ったら最悪…。店長の「あなたはお客様ではありません」「お客様はナニサマですか」「ごめんなさいはひっこめていい」の言葉に胸がスカッとした。2020/01/04

モルク

122
「ごめん」をキーワードに登場人物が繋がっている11の連作短編集。それぞれの人の「ごめん」口癖のようにごめんを連発してしまう人、とりあえず謝っておけばうまく収まると思っている人、どうしても自分の非を認めることができず他人のせいにして謝ることのできない人。また謝ってはいても言い方が軽く本当に謝っているとは思えずかえってイライラしてしまう人。いるよね、そういう人…って思いながら読んだ。という私も人の顔色を見て謝ってしまうタイプかな。この話の中で無神経で気持ちの読めない杉田課長に立腹。でも確かにこんな人っている!2020/07/10

fwhd8325

119
いろいろなごめん。考えてみると、ごめんと言えば収まることも、それを言わないばかりに、禍根を残すことが多くなったように思います。この物語は、様々シーンでのごめんが描かれています。中でも「電話家族」は、染みました。2020/03/21

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