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出版社内容情報
人類の敵【キヘイ】が世界を蹂躙して幾年。
魔導学園・黄昏院を設立し、人々はその脅威に抗戦を続けていた。
【逢魔ヶ時】打破を祝う祭りでの【最悪の結末】を回避したコウは【研究科】時代の同級生のアサギリ、イスミと交流をするようになる。
平穏な時を過ごすある日、コウはアサギリから告白される。
翌日、コウはイスミから驚愕の事実を伝えられる――アサギリが遺跡で行方不明になったと。
彼女を探し遺跡を捜索するコウの前に新たな【キヘイ】の王が現れ、コウは【キヘイ】の謎を知ることになる――。
最愛の【花嫁】達のために、コウが選択した道とは――?
内容説明
人類の敵“キヘイ”が世界を蹂躙して幾年。魔導学園・黄昏院を設立し、人々はその脅威に抗戦を続けていた。“逢魔ヶ時”打破を祝う祭りでの“最悪の結末”を回避したコウは“研究科”時代の同級生のアサギリ、イスミと交流をするようになる。平穏な時を過ごすある日、コウはアサギリから告白される。翌日、コウはイスミから驚愕の事実を伝えられる―アサギリが遺跡で行方不明になったと。彼女を探し遺跡を捜索するコウの前に新たな“キヘイ”の王が現れ、コウは“キヘイ”の謎を知ることになる―。最愛の“花嫁”達のために、コウが選択した道とは―?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
41
すごい急な展開!と思っていたら、売り上げの都合で続きが出ないと…出版不況の波でしょうか…2021/03/18
のれん
13
恐らく今作までの展開、設定までを初期から作っていたのだろう。淀みなく凄まじい勢いで流れるのに、既視感が強いので軒並み予想できる。正直に言うと退屈だった。 尺が足りず、アサギリ関連の話が一番厚みがあるのに足りないし、白姫黒姫なんて後回しにされるばかりだった。 全体的に残念な出来ではあったが、ラストの主人公の選択は新鮮であった。 英雄ではなく、恋人が主題であるから選べる選択だったのかもしれない。そしてそれを理解しつつ別れるササノエたちが良い。違う選択をするからこそ人は手を取り合えるのだ。余韻の残る最終巻。2021/02/27
みどり
10
打ち切りか~。 もう少し、残酷な未来を見たかったが、ここらで終わりというのも確かにありなのかもしれない。 2巻から少し間が空いたのはきっと、この「終わりの始まり」の各人からの視点、と言う描き方に物語を変えざるを得なかったからだろうなぁ。2021/02/27
真白優樹
10
アサギリとイスミと交流を取り戻したコウがアサギリに告白される中、キヘイの大繁殖の中アサギリが行方不明となる最終巻。―――黎明の先へ踏み出せ、大切な者達を守る為。 キヘイの真実、そして何の罪もない人達を利用する人間達の真実。全ての正義が反転し、本当の敵が判明する中、大切な人達との激突を経験したコウが一つの決断を下す今巻。 それは決して褒められるものではないのかもしれないけれど、それでもきっと正しいと信じて。踏み出していく彼等の姿に感動と声援を送りたくなる巻である。どうか、壮健で在れ。 うん、面白かった。2021/02/26
ごぅ。
6
人類の敵[キヘイ]が世界を蹂躙して幾年。魔導学園・黄昏院を設立し、人々は脅威に抗戦を続けていた。[逢魔ヶ時]打破を祝う祭りでの[最悪の結末]を回避したコウは[研究科]時代の同級生のアサギリ、イスミと交流をするようになる。平穏な時を過ごすある日、コウはアサギリから告白される。翌日、コウはイスミから驚愕の事実を伝えられる――アサギリが遺跡で行方不明になったと。彼女を探し遺跡を捜索するコウの前に新たな[キヘイ]の王が現れ、コウは[キヘイ]の謎を知ることになる――。最愛の[花嫁]達のために、コウが選択した道とは…2022/05/17