しっぽのカルテ

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しっぽのカルテ

  • 村山 由佳【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087700268
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

感涙の動物病院ストーリー、誕生!

信州の美しい木立の中に佇む「エルザ動物クリニック」。
獣医師としては凄腕だけれど、ぶっきらぼうで抜けている院長の北川梓、頼れるベテラン看護士の柳沢雅美と萩原絵里香、受付と事務を担う真田深雪。4人のスタッフが力を合わせ、日々運び込まれるペットや野生動物の治療を懸命に続けている。

瀕死の野良の子猫を見捨てられず、クリニックに飛び込んできた建築職人の青年・土屋。高齢犬ロビンの介護に悩む、自身も重い病を抱えた久栄。歪んだ結婚生活に苦しむ里沙を見守り続けてきたインコのタロウ……。

それぞれの人生と共にある、かけがえのない命をいかに救い、いかに看取るのか。生きとし生けるすべての命への愛しさがあふれる物語。

◆著者プロフィール
1964年東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、1993年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞。2003年『星々の舟』で直木賞、2009年『ダブル・ファンタジー』で柴田錬三郎賞、 中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、2021年『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞を受賞。小説に「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズ、『二人キリ』『PRIZE』、エッセイに『命とられるわけじゃない』『記憶の歳時記』など著書多数。


【目次】

内容説明

生きとし生ける、すべての命へ。愛しさあふれる感涙の動物病院ストーリー!信州の美しい木立のなかに佇む「エルザ動物クリニック」。凄腕だけれどポンコツな院長と働き者のスタッフが集うこの病院では、動物も人も、ゆっくり息を吹き返す。瀕死の野良の子猫を見捨てられなかった建築職人の青年―「天国の名前」。老犬の介護に悩む、自身も重い病を抱えた女性―「それは奇跡でなく」。夫から妻へのDVを“証言”するインコ―「幸せの青い鳥」ほか全五話。

著者等紹介

村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、1993年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞。2003年『星々の舟』で直木賞、2009年『ダブル・ファンタジー』で柴田錬三郎賞、中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、2021年『風よあらしよ』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

itica

65
避暑地として有名な観光地のほど近くにある、自然豊かな動物病院。運び込まれる動物たち、その飼い主、病院長と3人のスタッフ。それぞれの人生にも触れながら、命についても考えさせられる。例えば高齢のペットの看取りや、あきらめかけた動物の生命力など、物言えぬ動物が相手だと泣けちゃうよね。動物だけじゃない、植物の息吹も感じられる描写が良かった。続編も書いてくれないかな。 2025/12/16

優希

39
自然豊かな動物病院を舞台にしたお仕事小説でした。運び込まれる動物たち、飼い主、医師とスタッフのそれぞれの人生にも触れつつ、命とは何かを考えさられます。厳しい現実や悲しみもあるけれれど、しっかりと向き合い、どうするのが最良なのかがきちんと描かれているのが良いですね。様々な感情を丁寧に描いている印象を受けました。動物を介してのあたたかい物語が胸を打ちます。「いい本」としか言いようがありません。2025/12/17

akiᵕ̈

25
信州の自然溢れる木立の中にある動物クリニックを舞台に、院長、看護師、事務員のそこに働く4人の女性たちと、それぞれ訪れる動物と共に様々な人間模様を描く。飼い主にしたら家族も同然な存在。苦しむ姿を見てどうしてあげることが一番良いのか、院長を初め、このクリニックのスタッフはみな信頼出来る人たちばかりで、目の前の症状に最善が尽くされる。人間のエゴがもたらしている事や、命の大切さなど、動物を通して見えてくるものに考えさせられる。過去に悲しみ苦しんできた人たちの、目の前の事に真摯に向き合う前向きな姿も温かい。2025/12/18

TAKA

19
良い本だった。動物と真剣に向き合う姿勢に感銘し、動物を思う飼い主に感動。村山さんの作品はPRIZEしか読んだ事が無かったから、全然違う作風にびっくりした。これは続編希望です。2025/12/14

さまのすけ

7
一言で言うなら…「いい本」としか言いようがない。 5話のエピソードを通じたストーリー構成だけど、どのエピソードもとても印象深かった。 単に動物の話だけでなく登場人物のキャラ付けや人間関係、そして動物愛の後ろに見える家族愛、そしてちょっぴりの恋心…。 これら盛り沢山の感情が、とても無理なくスマートに収められてると感心する。 主要キャラクターの人数もいい感じだし、これドラマ化したら面白そうだろうなぁ。2025/12/04

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