出版社内容情報
あの〈ウェルテル〉の華奢なイメージを覆す新訳『若きヴェルターの悩み』。そのほか『ファウスト』『親和力』の抄訳を加え、文豪ゲーテの真髄を分かりやすく集約した現代人必読の書。(解説/大宮勘一郎)
内容説明
自分ではどうしようもないものに衝き動かされ、紆余曲折を繰り返してゆく…そう、ゲーテは「面白いこと」を追い続けることは幸福に決まっている、という晴れやかな直観の人です。その先の行く手には仄暗いものが待ち受けているのだとしても、失敗など気にせず、あるいは失敗さえ面白がりながら(!)走り続けてしまうゲーテの姿が本巻から浮かび上がれば、と願ってやみません。
著者等紹介
ゲーテ,ヨハン・ヴォルフガング・フォン[ゲーテ,ヨハンヴォルフガングフォン] [Goethe,Johann Wolfgang von]
1749.8.28‐1832.3.22。ドイツの詩人、小説家、劇作家。神聖ローマ帝国のフランクフルト・アム・マインに生まれる。疾風怒涛期のドイツの文芸運動を牽引。文学のみならず、政治家、自然科学研究と幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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