集英社文庫<br> 人生は小説(ロマン)

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集英社文庫
人生は小説(ロマン)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087607864
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ある女性作家の幼い娘がニューヨークの自宅から消えた。事件の鍵を握るのは、パリに住むベストセラー作家の男。驚きの真相とは!?

内容説明

著名な小説家フローラ・コンウェイの娘、3歳のキャリーがニューヨークの自宅アパートメントから忽然と姿を消した。身代金を狙った誘拐か?事件の鍵を握る唯一の人物は、パリに住むベストセラー作家ロマン・オゾルスキ。彼の存在を察知したフローラは、拳銃を手に、一対一の危険な対決に挑もうとする―。2人の小説家の人生が巧みに交錯する“フィクション”という名の迷宮。驚異のミステリー。

著者等紹介

ミュッソ,ギヨーム[ミュッソ,ギヨーム] [Musso,Guillaume]
1974年フランスのアンティーブ生まれ。高校卒業後にニューヨークに渡りアイスクリーム売りのアルバイトなどを経験。ニースとモンペリエの大学で経済学と社会学を学んだのち、2003年まで高校教師を務める。04年に発表された『Et apr´es…』が大ヒットし、ベストセラー作家に。以降、毎年話題作を発表し、これまでに刊行した作品は46の言語に翻訳され、その総売上は3500万部を超える。現在フランスでもっとも売れている作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こーた

203
気になる作家ではあったが、実際に読むのは初めてだった。ほとんどジャケ買いだったが、装丁に劣らず中味も素晴らしく、何でこれ僕が書いてないんだろ笑、ておもうくらい、大好きなタイプの小説だった。人生は小説(のよう)だとおもうこともあるけれど、或いは僕にとっては、小説は人生、と云えるのかもしれない、なんてこともおもったりした。だってこういう小説が読みたくて、日々あくせく生きているのだから。過去の作品もいずれも面白そうで(作品間のリンクもあるらしい)、読む愉しみがまたひとつ増えた。2023/09/03

パトラッシュ

146
アメリカの女流作家の娘の失踪事件にフランスの作家が関わっていたというミュッソ得意の作劇法かと思いきや、アメリカの話は実はフランス人の創作した小説であったとか、作者が作中に入り込んで登場人物と議論を交わすなど、通常の小説とは思えない実験的手法を駆使している。前代未聞のヌーヴォー・ロマン風ミステリの結末は一応サポートされた形になるが、作者が読者の知らない別の枠組みを用意している気がして、果たして理解が正しかったのか自信が持てない。起承転結が明快でサスペンスに満ちた『ブルックリンの少女』が懐かしいのは私だけか。2023/11/04

ちょろこ

127
フレンチ・ミステリの一冊。とある小説家の娘が自宅から消失した、という不可解な密室消失事件になんとも心そそられるスタート。が、そこから物語は次々と色模様を変えていき、まるで万華鏡を覗いているかのようなストーリー展開にびっくり。とある小説家に絡むまた別のベストセラー作家、二人の世界の現実と虚構という複雑な模様に頭は大混乱しながらもページを捲り続けた。最後に見せられたのは想像をぴょんと跳ね除けた予想もしなかった一つの色鮮やかな世界。なるほど、こうもストンと着地するとは。人生いろいろ、苦悩もロマンもいろいろ、ね。2023/12/08

ケイ

100
作者とはどういうものか、作品を書くとはどういうことか、作者は何を考えて書くのか、作者と編集者との関係は? そんなことらが映し出されている作品じゃないだろうか。最初のパートは面白かった。しかし、メタ的展開になると、どっちがどっち?という興味を持てはするのだが、登場人物に入り込んで体験をひとつにして楽しむ事を奪われた感じとなった。2024/02/05

ナミのママ

75
気持ち良くだまされたのにスッキリしない終わり方。いや、この終わりかたが好きだ。幻想から現実に着地したような感覚。ニューヨーク在住の女流作家の娘が消えた。まさかこの始まりがこんな結末に結びつくとは思わなかった。なぜパリ在住のベストセラー作家が登場するのか。もうこれは奇想天外。そして作中に登場する実在する作家の言葉の引用と、文学賞受賞の架空記事。混沌としてまさにこれぞ作家の楽しみかと思わせる構成。2023/09/20

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