出版社内容情報
美貌の会社経営者ジョーディを殺すために差し向けられた男、ショー。しかし彼はジョーディの目の前で仲間の殺し屋を撃ち、彼女を拉致してさらなる危険で不可解な行動をとるのだった。(解説/安藤優子)
内容説明
場末の酒場で射殺事件発生。現場から、顔に傷のある男と地元の会社経営者ジョーディが姿をくらました。捜査の結果、死んだ男は殺し屋だったことが判明。警察は、現場から消えた二人の行方を追う。一方、ジョーディは、顔に傷のある男に拘束され、緊迫の夜を過ごしていた。正体不明のこの男の目的は何なのか?ついに、決死の行動に出たジョーディだったが…。どんでん返し連発サスペンス!
著者等紹介
ブラウン,サンドラ[ブラウン,サンドラ] [Brown,Sandra]
モデル、女優、テレビのレポーターを経て作家に転身。のべ8000万部以上を売り上げ、34カ国で翻訳される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
29
おお~面白かった。混沌とした冒頭から始まり、だれがどこまで本当のことを言っているのか全く分からない。出し惜しみされた小さな真実が少しずつ明らかになっていき、どかんと最後に持っていかれます。いやあ、巧いなあ。円満家庭の捜査官とその肝っ玉奥様が程よく物語を明るくしてくれるところも良かった。ニューオリンズのじっとりした空気が感じられる、面白いサスペンスでした。2018/06/19
panam1927
24
★★☆☆☆2018/01/05
菫子
17
びっくりするくらい面白かった…!危険な男(殺し屋⁇)の中でも危険な男の匂いムンムンな言動(とくに話し方)が危険な男フェチロマンス脳のツボにハマりました。これは訳文が素晴らしいのだと思う。男同士の会話にも萌えた。慇懃無礼なのに紳士な面もあり、狙撃力抜群で神出鬼没の殺し屋(?)なのに美女に弱い性格や、重症なのに働き続ける忍耐強さなど、ロマンスファンへのサービスも満載。さすがサンドラ先生。説明文ではなく会話で進めていく手法の娯楽系サスペンスなのでノーストレスで読めて楽しかった…!2021/04/05
しるるん
6
またまた洋書。次々に事件が起き、新たな事実が判明したり驚く事が多々あり最後まで飽きない内容だった。しかし、結局2000万ドルは誰が持っていたのか?2018/08/14
ライム
5
長い間積んどいた大好物、未読のサンドラが手元にあることが心に小さな喜びをもたらしておりましたが、色々と忙しく心に余裕が無くなってきたので救い求めるかのように読み始めてしまった。結果的に睡眠時間を更に削ることになったが、いや~やっぱりサンドラは別格~楽しかった~早く次出ないかな。(出るよね!?)2018/10/08