集英社文庫<br> 分断されるアメリカ

個数:
  • ポイントキャンペーン

集英社文庫
分断されるアメリカ

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月27日 09時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087607307
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0197

出版社内容情報

失われたアメリカ人のアイデンティティを取り戻すには? 世界的国際政治学者が2004年に予見したアメリカのこれから。その主張にはトランプ次期大統領と重なるものがあった!? アメリカを知る必読書。




サミュエル・ハンチントン[サミュエルハンチントン]

鈴木 主税[スズキチカラ]

内容説明

この国はどこへ向かうのか?「入植者の国」として始まり、白人優位の民主主義で超大国となったアメリカ合衆国。しかし、二十世紀末以降は多様性を重んじた結果、いま、国が分断される危機に陥っているのだ。再び「建国の父」らアングロ‐プロテスタント(白人)文化を重要視する必要性を説く著者。その理由は?差別主義、排他主義へと向かう危うさを孕む現代アメリカを予見した、警告の書!

目次

第1部 アイデンティティの問題(ナショナル・アイデンティティの危機;アイデンティティ―ナショナルおよびその他の)
第2部 アメリカのアイデンティティ(アメリカのアイデンティティの構成要素;アングロ‐プロテスタントの文化;信仰とキリスト教;ナショナリズムの台頭、勝利、衰退)
第3部 アメリカのアイデンティティに危機(アメリカの解体―高まるサブナショナル・アイデンティティ;同化―転向者、かけもち組、そして市民権の衰退;メキシコ移民とヒスパニック化;アメリカを世界と一体化させる)
第4部 アメリカのアイデンティティ再生(新旧の断層線(フォルトライン)
二十一世紀のアメリカ―弱み、宗教、そしてナショナル・アイデンティティ)

著者等紹介

ハンチントン,サミュエル[ハンチントン,サミュエル] [Huntington,Samuel P.]
1927年アメリカ・ニューヨーク生まれ。アメリカを代表する国際政治学者。ハーヴァード大学教授や国家安全保障会議の安全保障政策担当のコーディネーターなどを務めた。冷戦後の世界を予測した『文明の衝突』が世界中で反響を呼ぶ。2008年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomoichi

27
ブルース・スプリングスティーンのBorn in the U.S.Aが流行っていた頃、私にとってアメリカは輝いていた。そして30年経ちその国は多様性と言う名の悪魔に洗脳され羨ましくも糞もない国になってしまった。「文明の衝突」の著者による本書はなぜアメリカが輝きを失ったかを教えてくれる。バイデン民主党はアメリカの分断を叫ぶが、クリントンに始まる無国籍コスモポリタンがアメリカを破壊し、分断させ、トランプ前大統領を産んだ。これからもアメリカは分断されて行くだろう。アメリカは外部からの圧力に強いが内部はどうか?2023/01/21

まさきち

7
トランプが大統領になるもう随分前から、アメリカはとても深刻な分断が進んでいたことが分かった。もう10年以上前に描かれている本。きちんと理解するにはあと2〜3回は読まないと分からないことが多そうだと思った。二ヵ国語教育って言いながら結局英語でできる仕事に就けなくなり考え方も学力もついていかなくて、それでもいいやっていうヒスパニックの人たちがいる一方でそれでお金むしり取られるのたまらないっていうWASPの気持ちもわからないでもなくなった。2020/11/04

Curus Persia

4
著者は、あの「文明の衝突」を書いた、サミュエル ハンチントンです。トランプ大統領関連で読んでみました。 やや長いですが、読んで損はないでしょう。 一つの国のなかに、どの程度多様性を認めるのかが問題なのでしょう。 アメリカは、人工的に作った国だと言う事を再確認しました。 翻訳は、読みやすいです。2017/04/15

y_u

3
アメリカのアイデンティティの危機を歴史的文脈から読み解く。著者は『文明の衝突』で有名なサミュエルハンチントン。アングロ・サクソン文化を根底としたアメリカがコスモポリタン主義のエリート、ディアスポラや独自の文化、言語を貫くラテンの移民により、破壊されていると警告。2000年代初期に出された書物だが、既に白人中年男性の苦悩が指摘され、トランプ大統領誕生の布石は長い間蝕まれたアメリカの苦悩の発露だとよく分かった。また、若者も含めて宗教の信仰が復活しており、無神論者は軽蔑される社会だというのは改めて驚きを感じる。2021/06/13

Mark X Japan

3
10年以上前に書かれた本の文庫化でしたが、つい最近書かれたような錯覚に陥るくらい的確な分析と予想がなされています。是非はともかく、トランプ大統領がメキシコとの国境に壁を作ると言った理由もよくわかりました。マスコミの無知なのか報道しない自由なのかわかりませんが、本著に書かれているようなことに対する報道が皆無なのは、問題があると思います。アメリカの分断される現実は、膾炙すべきことです。☆:4.52017/06/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11445357
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。