出版社内容情報
失われたアメリカ人のアイデンティティを取り戻すには? 世界的国際政治学者が2004年に予見したアメリカのこれから。その主張にはトランプ次期大統領と重なるものがあった!? アメリカを知る必読書。
サミュエル・ハンチントン[サミュエルハンチントン]
鈴木 主税[スズキチカラ]
内容説明
この国はどこへ向かうのか?「入植者の国」として始まり、白人優位の民主主義で超大国となったアメリカ合衆国。しかし、二十世紀末以降は多様性を重んじた結果、いま、国が分断される危機に陥っているのだ。再び「建国の父」らアングロ‐プロテスタント(白人)文化を重要視する必要性を説く著者。その理由は?差別主義、排他主義へと向かう危うさを孕む現代アメリカを予見した、警告の書!
目次
第1部 アイデンティティの問題(ナショナル・アイデンティティの危機;アイデンティティ―ナショナルおよびその他の)
第2部 アメリカのアイデンティティ(アメリカのアイデンティティの構成要素;アングロ‐プロテスタントの文化;信仰とキリスト教;ナショナリズムの台頭、勝利、衰退)
第3部 アメリカのアイデンティティに危機(アメリカの解体―高まるサブナショナル・アイデンティティ;同化―転向者、かけもち組、そして市民権の衰退;メキシコ移民とヒスパニック化;アメリカを世界と一体化させる)
第4部 アメリカのアイデンティティ再生(新旧の断層線(フォルトライン)
二十一世紀のアメリカ―弱み、宗教、そしてナショナル・アイデンティティ)
著者等紹介
ハンチントン,サミュエル[ハンチントン,サミュエル] [Huntington,Samuel P.]
1927年アメリカ・ニューヨーク生まれ。アメリカを代表する国際政治学者。ハーヴァード大学教授や国家安全保障会議の安全保障政策担当のコーディネーターなどを務めた。冷戦後の世界を予測した『文明の衝突』が世界中で反響を呼ぶ。2008年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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