出版社内容情報
18年前の嵐の日、姉が何者かに惨殺された。そのトラウマを乗り越えるため、記憶を小説として綴ったベラミーだが、本がベストセラーになると、身辺で次々と不気味な事件が起こる。解説は吉田伸子氏。
内容説明
１８年前の嵐の日、美しくて奔放な姉が下着を剥ぎ取られ惨殺された。事件は、当時１２歳の妹ベラミーの心に深い疵を残した。大人になったベラミーは過去を清算するつもりで事件を小説に綴ったが、それが予想外のベストセラーになると、彼女の身辺で次々と不気味な出来事が起きる。真相を探るため当時の姉の恋人で第一容疑者だったデントに急接近するのだが…。ラブ・サスペンスの女王、サンドラの傑作！
著者等紹介
ブラウン，サンドラ［ブラウン，サンドラ］ ［Ｂｒｏｗｎ，Ｓａｎｄｒａ］
１９４８年テキサス州生まれ。モデル、女優、テレビのレポーターを経て作家に転身。のべ８０００万部以上を売り上げ、３４カ国で翻訳されるベストセラー作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Akiko
12
前回もそうでしたが、今回も登場人物の意外な性格が。本当に人間不信になりそう。でも、誰にでもなりうる一面か？人間描くのうまい！流石です！！2020/03/25
小桜花子
4
ラブとサスペンス。作者の年齢のせいでしょうか、ラブは、昔の作品よりコトの最中の描写が薄くなった気がします。でも十分、相変わらず楽しめました。次回作を期待しています。2014/09/11
ちゃあぼう
2
過去に起きた殺人事件の被害者のスーザンに今だに振り回されるベラミーとその家族と周りの関係者たちであるが、真相を探ろうとして行動するが何度も命の危機にされされるベラミーちが最後にたどり着いた真相は自分では予想ができない展開になっていた。2020/11/14
kokorika
2
ストーリー運びがさすがに上手く、ハラハラしながら一気に読める。18年前の事件が、登場人物それぞれに多大な影を残す。無実の人や疑われた人たちのために真実を明らかに出来て良かったと思うが、一抹の虚しさを感じた。2014/05/03
ライム
2
昔より情緒面を掘り下げずサクサク進むところは作者の年齢のせいかな…などと余計なことも考えながら読んだ。でもやっぱり楽しかった。また一年待ちます。2014/02/10
