出版社内容情報
軍の実験が招いた悲劇を描く好調サスペンス
『心理検死官ジョー・ベケット』が好評の著者によるエドガー賞受賞シリーズ。同窓生の相次ぐ死と同窓会の夜に起きた惨殺事件。ヒロイン、エヴァンの過去まで遡る隠蔽工作の顛末は?
内容説明
ハイスクールの同窓会のため、故郷チャイナ・レイクに戻ってきたわたし、エヴァン・ディレイニーは、そこで衝撃の事実を知る。ここ数年のあいだに同窓生が相次いで死んでいたのだ。病死や事故死など、一見、関連のなさそうな同窓生の死。でも、新たに惨殺事件が起こり、一連の死の背後には暗くうごめくシナリオがあって、わたしも部外者ではいられない予感をさせるのだった…。絶好調シリーズ。
著者等紹介
ガーディナー,メグ[ガーディナー,メグ][Gardiner,Meg]
アメリカ・カリフォルニア州出身。スタンフォード・ロー・スクールを卒業し弁護士として働いた後、カリフォルニア大学サンタバーバラ校でクリエイティブ・ライティングを教える。2009年にエドガー賞最優秀ペーパーバック賞を受賞。現在は家族とともにイギリスに住み、執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫
6
終盤ゴチャゴチャしすぎな気はするが、うまく収まった感はある2012/10/11
對馬 正晃
5
凄惨な場面とブラックユーモアに満ちた軽口が交互に出てくるのは相変わらずで、サクサク読めました。ただ今回はちょっと大風呂敷を広げすぎたような感じは否めません。続編の訳出が途絶えているのが残念です。2020/06/11
しゃお
4
救いがないような同級生の連続死の中でもユーモアあふれる描写があるのは救い。けれどもジェットコースターのように展開していくさまに、エヴァン同様翻弄されます。2011/07/14
春夏秋
2
読書中かなり感情的にさせられる。頭にきたり、泣けてきたり。2011/05/23
kikizo
1
内容はジェットコースターのよう。ただ、登場人物が多く、途中で誰だかわからなくなってしまった。そこに、誰が敵で誰が味方かがわからない展開。眩暈がしそうだった(笑)2017/09/25
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