内容説明
校舎の階段から転落、頭を強打した高校生のナオミから過去４年間の記憶が消えた。救急車に同乗してくれた転校生ジェイムズ、彼氏のエース、親友ウィル、ナオミが本当に惹かれていたのは誰？しかも４年の間に両親は離婚し、父には新しい恋人が。現実にも過去にもなじめず同じく孤独なジェイムズに急接近するナオミだったが、ある日突然記憶は戻り…豪華キャストで映画化、青春小説の傑作。
著者等紹介
ゼヴィン，ガブリエル［ゼヴィン，ガブリエル］［Ｚｅｖｉｎ，Ｇａｂｒｉｅｌｌｅ］
１９７７年ニューヨーク生まれ。ハーバード大学を卒業したのち、映画の脚本の仕事に携わる。２００５年出版の『天国からはじまる物語』がベストセラーとなり、２００７年手がけた映画脚本はインデペンデント・スピリット賞の脚本新人賞にノミネートされた。三作目の小説『誰かが私にキスをした』は舞台を日本に移して映画化され（監督ハンス・カノーザ）、その脚本も担当した。ニューヨーク在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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山口
25
「書店主フィクリーのものがたり」が良かったので借りましたが、ちょっと、まぎらわしい本で、アメリカのハイスクールを舞台にした「失くした記憶の物語」を日本を舞台に映画化（堀北真希、松山ケンイチ、手越祐也など）題名が「誰かが私にキスをした」。映画のノベライズ？と思いきや、原作のまま（出版社と訳者が異なる）。映画化に際し文庫化し、書名も表紙も変更したんだろうけど、そんな点でなんか、スッキリしない。4年間の記憶を失くした女子高生の４角関係と、4年前と変わった家族関係などの話でしたが、映画が観てみたい。2023/03/12
なっつ
1
前にも読んだことあったけど、やっぱ好きだわ～。ウィルはナオミのことが好きなんだけど、なかなか友達以上にはなれないところが、なんとなく好き。ウィルの優しさや性格のよさがにじみ出てる感じも!!そして、今回読んで初めて思ったけど、「誰かが私にキスをした」ってタイトル、最高にいいと思う。読み始めは、わけが分からないけど、記憶が戻ったときに全部分かることがタイトルにつながってて。2012/10/25
ゆみ
1
映画よりやっぱり原作の方が良かった。でも、映画にもいい要素がたくさんあったかな・・・。ウィルの名前がミライだったり・・・。ナオミがダイブしたことによって、色んな事があったけど、結局は暖かいとこに落ち着いて良かったと思う。もう一回映画観に行こうっと。2010/03/29
あちぇたな
0
まどろっこしい青春の物語。階段から落ちて、四年分の記憶をなくしたナオミは、テニス部のエースという彼氏と、ウィルというオタクな男友達と、救急車を呼んで助けてくれた影のあるジェイムズという男の子の間で揺れる。面白いがなんか疲れた。2016/03/29
やすこ
0
外国のお話は読みにくい。設定に共感しにくい。 ノリとか離婚の設定とか違う。語り口調が私なのもダメな理由かな？ 結局記憶が戻ったかどうかが思い出せない。たしか、違う人と付き合うようになったのは覚えてるけど。 2010/03/30
