内容説明
女性検事補アレックスは、母の故郷の検事長室に入った。緊張の一瞬。室内には初めて会う3人の男。この地方の大物実力者とそのハンサムな息子、それとカウボーイ・ハットの謎の男だ。この3人の男の中に、25年前に母を殺した真犯人がいる。調査の段階で浮かんできた新たな疑惑。しかも彼女は容疑者のひとりに強く惹かれて…。ラブ・サスペンスの女王の傑作。
著者等紹介
ブラウン,サンドラ[ブラウン,サンドラ][Brown,Sandra]
1948年テキサス州に生まれる。モデル、女優、テレビのリポーターをつとめた後、小さい頃からの夢だった作家に転身。次々とベストセラー小説を発表。これまで彼女の小説は7000万人の読者に愛され、30か国以上で翻訳出版されている。『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー・リストの常連
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感想・レビュー
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のっち♬
92
検事補アレックスは25年前に母親を殺害した真犯人を追う。調査を進めるうちに母の故郷で対面した3人の容疑者たちの中で最も怪しい18歳年上の母親の元恋人にアレックスが次第に強く惹かれていってしまうという、いかにも著者らしい展開。真実によって一番傷つくのはアレックス自身だとして非協力的な関係者たちを相手に、彼女の姿勢はひたすらがむしゃらかつ執拗で、若々しさがある。一緒に謎に迫っていくような感覚に引き込む語り口は流石だと思うが、そんなヒロインの行動にあまり共感していないのか、今回の筆致はいささかドライな印象だ。2018/11/30
イヴ@乗馬に夢中
15
すごい設定で驚く(あとでいろいろ違うけど) ヒロインと年の差のある3人の男性、しかもヒロインの母とも いろいろあって、、母親の恋人とかうんぬんとか、同じ轍を踏もうとしている ヒロイン、なんだかな〜。検事で母の他殺の原因を調べることに。25年前しかも。 執念は感じるけどね。本命らしきヒーローはカウボーイ、で上巻では 牧場が火事になるまで2022/04/05
サム
1
ママを殺したのは祖母のいうように自分なのか?否定したくて真犯人を探す。2009/09/27