感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
46
この作品が書かれてから40年。果たして彼はどんな大人になったろうと、架空の人物の成長に思いを馳せてしまう程魅力的なのだ、サイラス君は。続編と思しき作品集を入手したので【再読】。2016/09/17
Aoka
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書店にも図書館にもなくて、古本屋の隅っこで奇跡の対面、やっと読めました。2011/10/30
okadaisuk8
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カナダのインディアン居留区を題材にした短編集。「インディアン・ジョー」と登場人物は同じだが、ユーモアを強調した「インディアン~」と違い、本作ではインディアンとして生きることの哀しみや、時としては残酷さがより前に出ていて、読ませる。この作者は他にもインディアンものを書いているらしいが、どっか出してくれないかなあ… 2014/07/09
1977年から
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1998年
うたまる
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「誰もオールド・ジョーのことがあまり好きじゃなかった。居留地のインディアンたちはジョーが自分たちのように振る舞わないんで嫌っていた。つまり、何もせずにぶらぶらするってわけじゃないから嫌ってたんだ。白人たちももちろんジョーが嫌いだった。あいつは白人と同じになれると思ってやがる、というわけだ。そう白人たちは考えていたんだよ……オールド・ジョーは死んでも白人なんぞになりたくないと思っていたのにね」(ヒメウイキョウ)2011/11/08