内容説明
パリ観光に訪れた男が突然失踪、サン・マルタン運河に死体となって浮かんだ。急遽フランスに渡った十津川警部は、留学生水原とパリ警視庁小メグレ刑事の協力を得て捜査を開始する。モンマルトルの似顔絵描きから、事件に関わる謎のブロンド美女の情報を入手するが、独自に調査を進めた水原は得体は知れぬ相手から脅迫を受ける。事件の裏に隠された恐るべき陰謀とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
25
21年前に読んでいたが感想が未入力だったので再読。十津川警部がパリまで出張るとは。パリの景色にも十津川警部は似合ってしまいそうな勝手な印象を持った。大がかりな組織でも十津川警部にかかれば解決してしまうなんて安心感を持ちながら読み進めた。サンマルタン運河やブローニュの森、ネットで見たらとても素敵なところ。青空も落ち葉も似合いそうなところ。こんな素敵なところに死体を浮かべちゃうなんてと思ってしまった。2024/02/25
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
4
1998年 8月25日 初版 2018/05/02
テツオ
1
久しぶりの西村京太郎。珍しく時刻表との格闘(?)はほとんどなかったが、旅行したことのあるパリが舞台でおもしろかった。2014/09/15
naoki
0
事件の裏側がとても恐ろしい。最後の十津川警部の犯人の逮捕の仕方がかっこよかったww2013/11/09
アヴィ
0
タイトル通りストーリーの半分以上はパリが舞台となっている。なので東京居残りの亀さんは後方支援で出番は少なめ、代わりになんとパリ警視庁のメグレ刑事が十津川警部の相棒に。メグレ警部は西村京太郎初期の人気シリーズ名探偵物に出ていたが、当然こちらは名前が同じという設定。国際軍事謀略物とでもいうような流れとなり、最後は派手にドンパチ。出番の少なかった亀さんも最終盤に活躍。安定の十津川警部シリーズを堪能出来る。2025/06/25
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