内容説明
作家・渡辺淳一は、生後すぐに八卦置きに占ってもらった。占い師は、この子は将来、有名な人物になるが、女難の相があるといったそうである。母校・札幌医科大学での、心臓移植手術問題を機に、整形外科医の道をすて、文学の世界に。以降、小説家を志し、多彩な女性遍歴も血とし、肉とし、ひたすらはしり続けた。今や押しも押されぬ、大作家に。大作「失楽園」まで、渡辺淳一のすべてを明かす超大作。
目次
評伝 渡辺淳一(一九三三(昭和八)年十月二十四日午前三時二十分
佐渡・小木東京市麹町区麹町平河町五丁目参拾四番地
北海道空知郡歌志内村字神威 ほか)
作品入門(自殺のすすめ;富士に射つ;秋の終りの旅 ほか)
渡辺淳一書誌(著作一覧;文庫一覧;作品集・全集・編纂物一覧 ほか)
年譜