内容説明
’94年「いじめの光景」出版と同時に、著者のもとには読者の手紙が続々と寄せられ始めた。残酷ないじめに苦しむ子どもや、後遺症で対人恐怖から逃れられない大人の悲鳴。著者は、手紙と、送り主へのアンケートをもとに、いじめの発生する学校と社会の暗部に踏みこむ。そして、TVで試みた子ども同士の対話の可能性や、イギリスでルポしたいじめ対策を通し、いじめを根本から「溶かす」法を提案。
目次
序章 大河内清輝くんの死に
第1章 『いじめの光景』に寄せられた手紙から
第2章 『いじめと戦う!』ライブ・インタビュー(あるテレビスタジオから)
第3章 手紙をいただいた読者への19の質問
第4章 いじめを超える!イギリスの試み
終章 文部省と学校への提案