創元推理文庫
地を穿つ魔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488589028
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masa

9
読了。『ネクロスコープ』がまぁまぁ面白かったので他作品も読んでみようと思い長編シリーズに挑戦。あまり期待していなかったのですがかなり面白かった。クトゥルー神話って全く触れたことがないのですが、なんか独特の雰囲気を感じていて、それに助けられているところもあるのか? と思いつつも、最後まで楽しく読めました。タイタス・クロウと相棒のアンリというキャラクタはどこかで見たことのあるような組み合わせでいまこの瞬間に目新しさはなかったのですが、ブッツリと話が終わっているのでかれらを追いかけてみたいと思っています。2019/08/06

7
クトゥルー系譜の物語だが、原作にあるような得体が知れず逆らいがたい狂気のような陰鬱な雰囲気はなく、旧支配者を討伐できる現象にまで矮小化しているのでそれで好みが分かれそう。個人的には、短編集の方が面白かった2013/06/29

そら

6
タイタス・クロウ・サーガ第二段。つまらない。クトゥルフやネクロノミコンなど、クトゥルフファンには馴染みのフレーズはいいけれど、翻訳の問題なのか読みづらい。でも、次回に続く終わり方が気になるので、次も読んでしまいそう。2018/04/18

hroko

4
イギリスを舞台にしたクトゥルー神話ものです。登場人物の紹介から背景の説明となる導入部分が長いです。クトゥルーなどにどうやって対抗するのかを説明していて、リアリティを持たせることで、恐怖感を高めている導入部分もクトゥルーものとして楽しめなくもないですけど、ちょっと長すぎます。新聞記事や手記を取り纏めた形式で客観性出すホラー小説の手法、「窓の外に影の群れが。おお、屋根が—」というラストシーンなど、クトゥルー物のお約束もありますが、本巻全部がプロローグだと考えて、続巻に期待するのが正しい楽しみかただと思います。2011/11/03

fukafkacraft

3
短篇集の『事件簿』はミステリテイストもあって非常に面白かったが、こちらは非常につまらない。あらすじだけ見れば面白そうなのだが、実際はホームズを劣化させたような語り口で、同じ作家が書いたとは思えないほど酷い。のんびり牧歌的なプロローグで挫折。素人が書いたラノベみたい。2016/10/27

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