感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さしば
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図書館から借り、2週間で何とか読了。 大戦初期の半年ほどの日記。大半を、戦闘よりも塹壕での生活や、背後の宿営地の場面が占めるが、酸鼻を極める戦闘場面を含め、信じがたい克明さ。 若い知識人である主人公(作者)が、よき将校たらんと上官・同僚・部下に向けた真摯な言動、過酷な生活での仲間との友情、ふとした瞬間の自然の美への心の動きなど、印象に残る。 舞台はロレーヌ地方の丘陵地で仏独両軍が塹壕を掘ってにらみ合う。宿営の村々にも敵から着弾する中、土地や家を守る家族もいて、ミサも行われるが、戦闘が激化した後どうしたか。2025/09/10
takao
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ふむ2025/06/09