内容説明
失跡した青年、水町俊の後を追った元一等航海士・神尾修二はアフリカ・コートジボワールに降り立った。俊を見つけ出し、日本の母親に送り届ければ仕事は簡単に終わるはずだった。だが、彼の足どりはつかめず、捜索はたび重なる妨害にあい、神尾は生命を狙われた。―男の誇りを守るため、彼は灼熱の地で闘いを始める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
54
神尾シリーズ第2作。失踪した下宿先の女主人の息子を連れ戻すため、アフリカ、コートジボワールへ。今回も刺されるは撃たれるは満身創痍の神尾。挙句の果てには息子を背負って11時間も砂漠を歩く超タフぶり。そして気障なセリフをはきつつも、アフリカの娘に押されっぱなしの純情さも?初老の通訳兼ガイドのエミールも中々良かった。北方ファンではない人が読んだら、こんな展開あり?って思うかもしれませんが、北方ファンにとっては、そういうところにハマっててしまうんですよね。という事で引き続き第3作に!⇒ 2018/12/27
せ〜ちゃん
21
★★★★ 神尾シリーズ第2弾。2016/09/25
権蔵
0
舞台を灼熱のアフリカに移して繰り広げられる北方ワールド。愛、憎しみ、友情、憧憬、裏切りや諦め…人間が発する沢山の感情が熱となって噴出しまくりだった\(^o^)/2016/11/17
tai65
0
星4つ2014/03/06
Wyoshi
0
神尾シリーズ第2弾。かっこいい男、神尾の探偵物語。ちょっとプロットに穴が多すぎ、しかも最後がしりすぼみで、説明不足も目立つ。あまりよく考えずに雰囲気に乗って書きだしてしまって、最後に紙面が足りなくなって帳尻合わせた感が強い。多作の中の一作品、というところか。星2つ。2012/08/06
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