文春文庫
美女という災難―’08年版ベスト・エッセイ集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167434267
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

亡き妻への手紙を毎日書き続ける夫。1000回目の敗戦にも挫けない大棋士。各界の名文家たちによる「ちょっといい話」全54篇。

内容説明

天下の大女優は、「美女」というレッテルがいやでたまらなかった。名人にも就いた大棋士は、1000回の敗戦にも挫けることはない。あの放送タレントは、毎日、亡き妻に手紙を出し続ける―。2007年に発表されたエッセイから厳選された54篇を収録。プロ、アマを問わない短文の名手たちによる、達意の文章の数々。

目次

美女という災難(独裁者コレクション(鹿島茂)
托骨(飯田章)
「昭和」のにおい(清野恵美子) ほか)
「バス停巡礼」の愉しみ(旅する男女脳(黒川伊保子)
九十センチの歴史(石田トミ)
ダン爺の青春(やなせたかし) ほか)
妻への手紙を書きつづけて(世捨人(車谷長吉)
自衛隊のアトム(梯久美子)
還ってゆくところ(高田宏) ほか)