内容説明
みずからの信念と生命を賭け、世界を舞台に挑戦し続ける男たち。メジャーに対して、もっとも果敢なファイターだったオイルマン―ジョン・M・シャヒーン。国際政治の裏を知りつくした傭兵―ゲイル・リバース、フランク・キャンパー。世紀末のアメリカを冷徹に見つめるサバイバリスト―カート・サクソン。彼らとの長時間インタビューによって、現代を生きぬく男の条件を問うスーパードキュメント。
目次
誇り高き挑戦者
傭兵列伝
ザ・サバイバルゲーム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIKETOM
5
アメリカのレーガン政権時代、中東でアメリカ人の人質事件が発生。その時米政府は密かに中曽根内閣に救出を依頼してきた。日本は原油の最大の顧客であり、それを武器に強談判をしてくれという内容。米政府のシナリオ通りに動けば成功率は極めて高かった。しかし中曽根は(超極秘事項にも関わらず)閣議でペラペラと喋ってしまい、そこに外務省が絡んできて勝手にシナリオを書き換えてしまった。結果救出劇は大失敗、人質も殺されてしまった。アメリカが日本に対してどう思ったかは言うまでもない。本当にどうしようもないな(苦笑)2018/01/10