内容説明
現実を見ぬ政府の愚策にマスコミの思い上がり、ニセ・オンブズマンにエセ・ボランティア。大体誰かが音頭とる度、日本全国総ナダレに迎合するこの国ってヘンじゃないか?少子化問題から嫌煙権まで、本質を見失った世相をぶった切り、インチキがまかり通る日本にちょっと待ったと異論反論、あえてお見舞いキツイ一撃。胸のすく痛快エッセイ。
目次
第1章 大いに怒る
第2章 ちょっとなごむ
第3章 いささか考える
第4章 しっとり哀しむ
第5章 気にして立ち止まる
第6章 ささやかながら訴える
著者等紹介
上坂冬子[カミサカフユコ]
1930年東京生。1959年「職場の群像」で第一回中央公論社思想の科学新人賞受賞。1993年菊池寛賞、正論大賞受賞
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