集英社文庫
北海道青空日記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 209p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087474824
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

内容説明

30歳を機に、東京から北海道の廃屋の一軒屋に移住した、漫画家・はた万次郎。愛犬ウッシーと原野を駆け、釣りや山菜摘みに温泉三昧。夏は雑草にうもれ、冬はトイレのうんこが凍りつき、道を走れば鹿をはねるわ、山に登ればクマと遭うわ。都会では考えられない事件が、次々に起こるのであった。ディープでワイルドでかなりおかしい田舎移住コミック・エッセイ。

目次

北海道青空日記
放浪日記
激闘!ウグイ料理勝負!!

著者等紹介

はた万次郎[ハタマンジロウ]
1962年北海道釧路市生。上京後サラリーマンの傍ら漫画雑誌で活躍。三十歳を機に北海道上川郡に移住、現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

138
青空日記に登場する人物は、みんな実在する人たち。実話です。30歳を機に、東京から北海道の廃屋に移り住んだ、漫画家はた万次郎氏。大自然のなか、愛犬ウッシーや猫との愉快な日々の生活を描く。…北海道ならでは、熊出没。真っ暗闇で突然現れるシカにぶつかる。イワナやウグイを釣ったり、寒かったり、暑かったり。…朝はのんびり犬の散歩。帰ってきて食事。日中は原稿を書いて読書して、眠くなったら昼寝して。青い空に白い雲が形を変えて消えていく。ずっと贅沢な時間を過ごしている。毎日、景色をゆっくりと眺める大切な時間。憧れの北海道。2018/12/31

ふうふう

9
★★★☆☆1日のうちに働いてる時間はちょっぴり(に見える)な気ままなはたさん。男性かつ実在している『るきさん』という感じ。いや、違うか。好きで田舎暮らしをしているのかと思いきや、狭い人間関係のこと、金があれば都会に住みたいなどというつぶやきもあり。正直な漫画で、イラストや文字がなんともかわいい。昼寝、魚釣り、山スキーを楽しむ人生を見て和む。2019/11/20

山猫

9
移住日記読んだついで。

小鈴

8
再読。絵のタッチからほのぼのしたイメージで大自然で暮らすのはいいなぁと思うかもしれないが、あのへんに行ったことがある人ならば、あんなところに住むのは相当の孤独好きとしか思えない。田舎好きを毒舌してるときもあるが、それでも読んでいて、子供時代のように田舎に住んでみたいと思うのだ。いや、もう雪はねとかは絶対したくはないんだけどw2014/02/05

あなた

8
緻密なマンガよりも、空疎なマンガの方がマンガ的なのではないかと思うようになってきた。マンガは情報量を抜けば、抜くほどマンガ的になっていく。マンガは絵画ではない。映画でもない。アニメでもない。「北海道青空」というのはNHKのようにあざとい演出だ。北海道や青空のファンに対して挑発的だというのが本書を読めばわかる2009/08/09

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