新世紀の精神科治療 〈第2巻〉 気分障害の診療学 神庭重信

新世紀の精神科治療 〈第2巻〉 気分障害の診療学 神庭重信

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 393p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784521680811
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3347

出版社内容情報

《内容》 気分障害の治療は,次々と登場する新薬により一変したかのごとく語られることが多い.しかし本書では,気分障害を心理的,文化・社会的,生物学的な「人の病」として理解する視座を取り戻すこと,そしてあらゆる援助を動員した治療プロセスの正しい位置に薬物療法を置き直すことを主眼とした.さらに初診から治療の終結までの時間軸に沿った診療学として纏め上げ,各種治療法についての項も設けた.    

《目次》
I章 気分障害とその治療の概説
II章 治療初期
  1. 初期面接で得る情報とその治療学上の意味
  2. 診断(DSM-VI の5軸診断)とフォーミュレーション
  3. 治療戦略の構築
    治療の場の決定 (外来、自宅静養、入院:利点と欠点)
    薬物療法の導入1−うつ病
    薬物療法の導入2 −双極性障害
    精神療法による介入
  4. 初期面接で与える情報とその治療上の意味
III章 治療中期
  1. 治療の場(外来→入院)、診断の再確認作業
  2. 薬物療法上の工夫
    うつ病
    双極性障害
  3. 精神療法でさらに必要な作業
IV章 治療後期
  1. 薬物療法上の工夫
    うつ病
    双極性障害
  2. 精神療法・サイコエデュケーションなどで必要な作業
V章 各種治療法
  1. 臨床精神薬理学
  2. 家族療法
  3. 認知行動療法
  4. 対人関係療法
  5. 精神分析療法
  6. 光療法
  7. 断眠療法
  8. mECT

最近チェックした商品