集英社文庫
英雄にっぽん―小説 山中鹿之介 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 468p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087474688
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

戦国の世、群雄が割拠し、天下に覇を競う下克上の世に、数ある英雄豪傑の中でもひときわ異彩を放つ美丈夫・山中鹿之介。主家・尼子家が毛利の攻撃に敗れ去った後も、一途に主家復興を計って苦心惨憺を重ねる。その、清廉を謳われ、忠義の士とたたえられた悲運の武将の実像を描く。

著者等紹介

池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923年1月25日東京生。戦後都庁勤務の傍ら長谷川伸氏に師事して戯曲、小説を発表。60年「錯乱」で直木賞受賞。77年には第一一回吉川英治文学賞を受賞。90年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

スミノフ

15
何度も騙され、何度も負ける。時代遅れの田舎者、と馬鹿にされる。自分の利益のためなら主君も近親も裏切る戦国の世にあって、なんと稀有な存在なんだ、山中鹿之介。結果だけ見れば思いは果たせなかったけど、今も愛される理由がわかりました。利益や打算で動かない、純粋に「主君のために!」と情熱を燃やす、なんと清々しいことか。2021/04/30

kiji

4
戦前の教科書には載っていたという山中鹿之助の伝記です。なるほど君主制に都合のよい忠義の士という人物像でした。教科書が歴史を作る一つの事例ではないでしょうか。皮肉なタイトルに池波さんの心情をかいま見た気がしました2010/09/27

bunca

3
祖父母の時代の教科書では、忠臣の見本みたいに扱われた彼が、戦後、着眼点を変えるとこんなにも違ってくるのだということをあらためて実感しました。自意識過剰で単純、お人よしですぐ騙されるところは、修身の教科書の立派な姿よりも魅力的です。ずっと毛利元就を恨んでいるところは「幕末遊撃隊」で伊庭八郎を追い掛け回す杉沢伝七郎を思い起こさせます。2010/03/19

どらんかー

2
小勢力の悲哀2025/03/23

inahiro020

2
英雄として描かれておらずびっくりした。島根の人は怒るで。2014/04/13

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