内容説明
港町・横浜で、風俗嬢が相次いで殺された。内蔵を引き出され、子宮が切り刻まれる猟奇殺人!事件を目撃した前原透はショックで正気を失ってしまう。透と同じように心の傷を持つ風俗穣の森岡沙季は、透のわずかな言葉を手掛かりにして、裕福な医師一家が住む「柘榴館」に介護士を装って乗り込んで行く…。山手の美しい洋館に潜む恐るべき秘密。心に闇をはらんだ家族たちをめぐる戦慄のサスペンス。
著者等紹介
山崎洋子[ヤマザキヨウコ]
1947年、京都生れ。脚本家から推理作家に。『花園の迷宮』で86年、第三二回江戸川乱歩賞を受賞
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