内容説明
検事・風巻やよいが再び京都地検宇治支部へ着任、その直後、残酷な暴行殺人事件が起きた。被害者は大手化粧品会社に勤める女性で、石橋警部補・夏川警部らは婚約者に容疑をかける。彼の母親は「白骨夫人」と呼ばれるやり手のオーナー社長で、被害者はその有能な部下でもあった。夫人はDNA検査を拒む息子をかばい、大弁護団をたてに検察と対峙するのだが…。
著者等紹介
和久峻三[ワクシュンゾウ]
大阪生まれ。京大法学部卒。記者生活を経て司法試験合格後、京都で弁護士となる。1972年『仮面法廷』で江戸川乱歩賞。89年、『雨月荘殺人事件』で日本推理作家協会賞。他に、写真集『日本の原風景』
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感想・レビュー
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- 幼き日のこと・青春放浪 新潮文庫